「アルゴリズム思考術」「アフター・ビットコイン」他ここんとこ読んだ本6冊

『アルゴリズム思考術』 / ブライアン クリスチャン例えば引越し先の不動産探しや、企業の求人でどこまで新しい情報を求めるべきか、という問題には探索にかける時間のな何%まで新規開拓を続けるのが最適解となるという答えがある。が、読む進めるにつれ、いわゆる機械的な判断が不可能だったり、解くのに膨大な計算量が必要な類の問題もあ...

「超人類の時代へ」「AMETORA」他、ここんとこ読んだ本3冊

超人類の時代へ / イブ・ヘロルド人工臓器などのコンバージングテクノロジーが想像以上に進んでいる状況を概説した上で、治療とエンハンスメントの境目がますます曖昧になっていることを紹介する本。技術の進歩はいいことですが、反面、倫理面の問題や、エンハンスメントを受けられる人と受けられない人との格差問題、人工臓器を止める権利を...

「スタートアップ・バブル」「こわいもの知らずの病理学講義」ほか、ここんとこ読んだ本5冊

『スタートアップ・バブル』 / ダン・ライオンズニューズウィークをクビになった50代のITジャーナリストが20代中心のスタートアップに入社、あまりの文化の違いぶりに悪戦苦闘する様子を描いたもの。予備知識なしに読んでたが、著者はかつて匿名で「偽ジョブズブログ」を書いて話題を醸したぐらいのテクニカルライターで、ITに疎い堅...

「Airbnb Story」「プリズナートレーニング」他、ここんとこ読んだ本5冊

『Airbnb Story』 / リー・ギャラガー民泊業界をリードするネットサービス「Airbnb」のスタートアップストーリー。起業メンバー中核がデザイン畑出身ってことで、技術ベースのIT系スタートアップとは若干毛色が異なる印象でした。リスクだらけな民泊のビジネスモデルが投資家になかなか受け入れられなかったりはするもの...

「チャヴ」「小さな国で」他、ここんとこ読んだ本4冊

チャヴ / オーウェン・ジョーンズ先進国で国内の所得格差が広がるとこうなるよ、というイギリスの先例。移民排斥やポピュリズム台頭の一因担っている面もわかるし、数年前の本で直接言及はないものの、去年のブレグジットの背景にもなってるんでしょう。これを日本の未来図と読むこともできますが、にしても国内の労働者階級への差別が人種差...

「豪腕」「生涯投資家」他ここんとこ読んだ本4冊

『豪腕』 / ジェフ・パッサントミー・ジョン手術に代表される、職業野球投手の肘の故障について、様々な関係者への綿密な取材をまとめた膨大な本。1章をさいて、高校球児を中心とした日本の状況にも触れられてますが、そこだけ読んでも手抜きなしの取材っぷりに感心します。本にまとめる際に、もう少し取捨選択してもよかったかな、とは思い...

「遺伝子は、変えられる。」「女の機嫌の直し方」ほかここんとこ読んだ本4冊

『遺伝子は、変えられる。』 / シャロン・モアレム不変で運命的なイメージが強い遺伝子が実は後天的にカジュアルに変わり、しかもその変化が子孫にも遺伝する、という驚愕の内容です。遺伝子の変異は思っている以上に多様性があって頻度も高く、たった一つの遺伝子の違いで難病を抱えることになりうるんだなぁ、と。著者は非常に博識で幅広い...

「東芝大裏面史」「鬼神」ほかここんとこ読んだ本5冊

『東芝 大裏面史』 / FACTA編集部雑誌FACTAの東芝関連の過去記事集、と言ってしまえばそれまでなんですが、単に時系列に並べられたにすぎないそれらの記事が、東芝という企業が「選択と集中」方針で原子力事業の泥沼にのめり込んでいった結果、想定外の福島の事故を受け、それ以外の事業を切り売りせざるをえなくなっていくまでの...

「中動態の世界」「人体5億年の記憶」他ここんとこ読んだ本3冊

中動態の世界 / 國分 功一郎意志や責任という概念の起源を言語上の能動/受動の産物ととらえ、その曖昧さの根本を追求すべく、それ以前に存在した中動態という視座を再発掘しようとするスリリングな内容です。哲学書はあんまり読んでないですが、難しい用語を使わず、関連する論文の解説や批判もとても丁寧で読みやすいです。最後に本書のテ...

「ベストセラーコード」「食品偽装を科学で見抜く」ほかここんとこ読んだ本5冊

ベストセラーコード / ジョディ・アーチャー過去のベストセラーとそうでないフィクション作品を機械学習に読み込ませ、ディープラーニングで、統計的にベストセラーになる作品かどうかのパターンが見いだせるか、というテーマ。その判定精度は著者らも驚くほど高く、ヒットしたけど内容に批判も多くまぐれ当たりという評価も多い「ドラゴンタ...

「ビリー・リンの永遠の一日」「プロテスタンティズム」他、ここんとこ読んだ本5冊

本文関係ないですがオリックスが強いです。今年は久しぶりに野球のシーズンを楽しむという体験をしている気が。ただ、調子がいいと現地観戦が増え、本代にまわすお金が減っていくんですよね。悩ましいところです。というわけで今回は財布に優しい新書、文庫中心のラインナップです。ビリー・リンの永遠の一日 / ベン・ファウンテン主人公ビリ...

「ゼロデイ」「カリスマフード」他、ここんとこ読んだ本4冊

雨ですね。花見の予定がキャンセルになってしまった方も多いんじゃないでしょうか。こんな日はおとなしく家でじっくり本を読んだり、めったに書かないブログを書いてみるのも一興かもしれません。私のことですが。ゼロデイ / 山田 敏弘イランの核施設をハッキング、わざと誤作動で故障させ同国の核開発を数年遅れさせた、アメリカ国家による...

「介護するからだ」「沈黙」ほか、ここんとこ読んだ本3冊

今週初めて大相撲春場所の観戦に行く機会がありました。隣の升席のご年配がたと盛り上がったり、非日常的な楽しい時間を過ごして、帰宅してから写真もろくに撮ってないことに気づきました。本当のリア充は、日々のイベントをブログやSNSなんかにアップしたりしないんだなぁ、ってのを改めて感じましたね。介護するからだ / 細馬 宏通元は...

「ハプスブルク・スペイン 黒い伝説」「AI農業」ほか、ここんとこ読んだ本3冊

「Amazonで書籍の半額セールやってるよー」てな投稿を見かけたんですが、私がいつも読む候補の本をプールしてる「ほしい物リスト」を見ても、ひとつも安くなってないんですよね。よほど縁のない出版社か実用書・コミックとかのセールなんでしょうか。ハプスブルク・スペイン 黒い伝説 / ジョセフ・ペレス世界史をなぞった中ではスペイ...

「超監視社会」「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」ほか、ここんとこ読んだ本3冊

新型MacBookProのTypeCコネクタの不満をたらたら述べてたら「てか、まだマウス使ってるの?w」てな反応をもらって試験的にマウスレス生活実行中です。うん、なってもさして困りませんね。てなわけで恒例のここんとこ読んだ本3冊です。超監視社会 / ブルース・シュナイアーITセキュリティの専門家が、スノーデンさんの暴露...

「いきと風流」「系外惑星と太陽系」他ここんとこ読んだ本4冊

先週、2回目の確定申告を終えました。去年書いた自分のメモがあったのと、証券口座を特定口座にしたことでわりと楽勝でした。実はこの読書メモも年末に今年読んだ本をまとめる時のために書いてるようなもんで「過去読んだ時に自分がどう感じたか」とかどうでもいいんですよね。てか「自分はこう思う」というスタンスの文章って、本であれブログ...

『日本列島100万年史』『「本をつくる」という仕事』他、ここんとこ読んだ本4冊

もはや更新サイクルすらいい加減になってきた読書メモです。私の読む本の電子比率は今んとこ「6:4=紙:電子書籍」くらいなんですが、その程度でもKindleの蔵書ライブラリが増えてだんだん収集つかなくなってきました。今さらながら「コレクション」機能で「サイエンス」「人文」「社会」「文学」「実用」とかに分類したとろ、だいぶ見...

「最後の資本主義」「宇宙災害」他、ここんとこ読んだ本4冊

ずいぶん更新サボった気がしますが、やわなべです。こんにちは。読んだ本まとめエントリーも1週すっぽかしたわけですが、実はこれ書いてる時間もそんなにないんで、いつもよりもさらに羅列書きなぐりモードでお届けします。最後の資本主義 / ロバート・B・ライシュ極少数の超富裕層が市場や政治、司法のルールを彼らに都合のいいように変え...

「経済学者 日本の最貧困地域に挑む」「バブル」ほか今週読んだ本4冊

今週は半分インフルエンザで寝込んでました。たまに調子のいい時にベッドで電子書籍を中心に読んでました。すみません、実はまだ完治してないんで、この読書メモも手短に。『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』 / 鈴木 亘著者が挑んだ「日本の最貧困地域」ってのは大阪市西成区のあいりん地区。橋下市長時代の特別顧問だった鈴木さんが、こ...

「土と内臓」「クアトロ・ラガッツィ」他、今週読んだ本4冊

実はタイトルはダウトです。前回アップ後に1週サボってるんで、正確にはここ2週間で読んだ本ですね。年末年始のサボりぐせがまだ続いてて、なかなか従来の読書ペースに戻りません。去年の末あたりに出た本で、読みたいのが結構たまってるんですが、MacBookPROとかいう高額のお布施を払って金欠気味。。。悩ましいところですね。土と...