やわなべです。iPhoneを使ってたのはiOS5の3GSが最後です。
iPhone6が発表されましたね。待望のモバイル決済に使えるNFCを搭載し、独自のApplePayという決済機能を持ったことで話題です。
→ 新iPhoneとApple WatchのNFCモバイル決済「Apple Pay」ITmedia
なんでも写真で手持ちのクレジットカードを記憶させて(もちろんその後、承認のステップあり。すでにiTunesに登録してあるカードだとこのステップはいらない模様)、店側の専用端末にiPhone6をかざすと、店にカード番号を通知することもなくカード決済が完了するんだそう。
現時点で対応してるカードはVISA, Master, AMEXの3ブランド。(日本の対応は未定)
で、店側に置く決済端末ってのがこんなの。(写真の奥、台の上においてあるやつ)
(画像はITMediaの記事から)
でけぇ。
スタイラスがついてるのは多分これで横のパネル部分にサインさせるためでしょうね。
これ、仮に日本に上陸したとして、すでにマクドナルドやコンビニのレジ脇にEdyやら、Suicaやら置いてある電子マネーリーダー端末の横にさらにこれ置きますかね。
しかも置いたところで、使うのはiPhone6以上のユーザーのクレジット決済利用者のみ。iPhone6オーナーの中でも使うの少数派でしょう。海外旅行行くときには入れといてもいいかもしれませんが。
自分がチェーン展開する物販業のオーナーならまず費用対効果考えて導入しないですわ。
iPhoneのおサイフケータイ対応はなくなった?
予想できたことではありますが、iPhoneがNFC対応っても、ソニー製のFelica(いわゆるおサイフケータイで使ってる技術)を採用するわけもなく、今回導入した独自の決済規格を、Appleが他のメーカーに使わせたり、オープン規格にする、なんてこともないんでしょう。
今回のApplePay導入で、少なくともiPhoneのおサイフケータイ対応はなくなった、と考えていいんじゃないでしょうか。
今でも完全に普及したとは言いがたい国内の電子マネーですが、ApplePayがこれを超えて普及するとは到底思えません。
既存の電子マネー陣営はグローバルに展開する気配は全く無いですが、日本の中でガラパコス的に、地味に流通していくんでしょう。個人的にはそれでいいんじゃないかと思うんですけどね。