【Health Mate/Health Planet/ウェルネスリンク】体重計メーカ各社のクラウド&アプリ環境を総比較

やわなべです。7分間ワークアウト、3日目にして背筋が絶賛筋肉痛となっております。

さて、先日、体組成計を買おうと思っていて、その候補を洗い出したというエントリーを書きました。
(参考)体組成計を買おうと思ったんだが意外に選択肢が悩ましい(追記あり)

現在の候補は以下の4つ

  • Wighings WS-50
  • タニタ BC-622
  • タニタ RD-901
  • オムロン カラダスキャンHBF-253W

この中で前回は、計測器としては欠点の少ないオムロンが一番かなぁと、いう結論でした。

いずれのメーカーも、クラウドにデータを集積し、それをアプリで見れる環境を用意しています。で、よく考えれば、それって別に対象の機器を持ってなくても、手動で数値を入れることで使い勝手は試せるんですよね。というわけで、今日は3社のクラウド&アプリの環境をためしてみました。

Health Mate (Withings)

Withingsのクラウド環境は「Health Mate」というサービスです。


(参考)Health Mate

同社の機器を持ってなくても、無料でアカウントは作れますし、手動で体重や血圧などのデータを入力することもできます。

(参考)Account Creation | Health Mate

上の写真はwebですが、iOS または Androidの無料アプリがあるので、そこから会員登録することも可能です。

Health Mate by Withings – 歩数トラッカーとフィットネスコーチ App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス
価格: 無料

これはiPhone用のアプリですが同名のAndroidアプリも用意されています。

管理できる数値は以下です。

・体重
・体脂肪率
・血圧(最高/最低)
・心拍数
・歩数(活動料計から)
・睡眠

すべて、対応する機器から自動収集できますが、体重、体脂肪率、血圧、心拍数は、手入力することができました。

で、このアプリ、おしゃれで、使い勝手がいい!

ダッシュボードとして「体重、心臓、血圧、活動」の健康レベルをわかりやすく表示してくれます。それと、タイムライン的に、新しい計測値から過去の履歴を見れるのもいい。これは毎日見るのが楽しいでしょうね。

これとは別にiPad用にグラフアプリがありました。これはAndroid版があるのかよくわかりません。

Wiscale – iPad version for weight and blood pressure only App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス
価格: 無料

こちらは、体重と血圧データだけですが、グラフ表示がされますので、体重や体脂肪率の変化が見やすくなっています。

withingsのクラウド・アプリ環境の評価をまとめると、

【良い点】
・対象機器を持っていれば、wifiでのデータ同期がストレスがない
・クラウド環境の利用が無料
・iOS/Android それぞれにアプリが用意され、使い勝手もよい
・RunKeeperやNikeのアプリなど、外部のサービスとも連携可能
・APIが公開されているので、今後の外部のアプリの開発も期待できる

【悪い点】
・管理できる項目が少ない

といった感じでしょうか。計測器としては不満のあるwithingsですが、クラウド&アプリの環境は一歩抜きん出ています。ネットユーザ層に人気なのもうなずけますね。

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Health Planet(タニタ)


(参考)Health Planet

お次はタニタのクラウド環境「Health Planet」。機器を持っていなくても無料で利用できます。また、同じ名前のアプリがiPhone/Android両スマホ向けに公開されています。

タニタの無料健康管理アプリ ヘルスプラネット App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス
価格: 無料

管理ができる項目は多いです。

[対組成データ]
・体重
・体脂肪率
・筋肉量
・内臓脂肪レベル
・基礎代謝量
・体内年齢
・推定骨量
・体水分率

[歩数]
・歩数
・歩数消費カロリー
・歩行時間

[血圧]
・最高血圧
・最低血圧
・脈拍

[尿糖]
・尿糖値

ルナルナ」などの外部サービスとも連携できるので、体温データも管理できたらいいのに、とは思いますが、まあ十分でしょう。

ただ、項目は多いのですが、計測器から自動で転送できるのは、体組成データと、活動量計からとれる歩数のみ。血圧計もまだ自動転送に対応したモデルがないとは意外でした。同社の測定器を持っていても、手動でのデータ登録が必要です。

アプリの使い勝手は、まあまあ、とったところでしょうか。

メインは、直近の計測値を一覧できる画面と、グラフでの経過確認画面。データが少なすぎてグラフが成立してないですが(笑)

withingsのような遊び心はないものの、必要十分といったところ。

iPhoneアプリに限っては、このアプリと体組成計RD-900/901の組み合わせで自動で、体重計からiPhoneへデータが転送されます。

この画面にしたiPhoneを持って体重計に乗ればいいわけですね。なるほど。逆に言えば、計測データをクラウドに同期させるにはこの組み合わせ(iPhoneRD900/901)しかできず、iPhoneがなければ手動登録するしかありません

また、複数アカウントの切り替えはできないので、たとえば家族4人のデータを管理しようとなると4つiPhoneが必要ですね。(あるいは毎回ログオフ/ログオンを繰り返すか)

さらに加えて、2014/10/11現在、最新のiOS8にまだ対応していないということなので、最新のiPhone6/6plusでは動作しないということになります。スマホ環境に注意が必要ですね。

まとめると、

【Health Planetの良い点】
・体組成計 RD901/900と、iPhoneを持っていないとデータの自動同期ができない
・クラウド環境の利用が無料
・iOS/Android それぞれにアプリが用意され、それなりに使える
・APIが公開されているので、今後の外部のアプリの開発も期待できる

【Health Planetの悪い点】
・体組成計 RD901/900を持っていてもiPhoneを持っていないと意味がない
・iPhoneを持っていてもアプリを起動して乗らないとデータが同期できない
・同社の血圧計からもデータ同期がされる環境がまだない

といったところでしょうか。他社と比べるとスマホ環境が少し弱い感じがします。

オムロン ウェルネスリンク

最後はオムロン。


(参考)ウェルネスリンク

ウェルネスリンクというクラウド環境で計測したデータを管理できます。現在はNTTドコモ系列の「わたしムーヴ」というサービスにIDが統合されていて、スマホアプリも「わたしムーヴ」のクラウド環境のにあるデータと連携する形になっています。会員登録と手動でのデータ管理は無料でできます。

管理できるデータは

[対組成データ]
・体重
・BMI
・体脂肪率(%)
・骨格筋率(%)
・基礎代謝(kcal)
・内臓脂肪レベル
・体年齢(才)

[血圧]
・最高血圧
・最低血圧
・脈拍

[活動量]
活動カロリー(kcal)
総消費カロリー(kcal)
歩数(歩)
Ex歩数(歩)
距離(km)
脂肪燃焼量(g)
Ex量(Ex)

[睡眠]
就床時刻
起床時刻
睡眠時間

[体温]
基礎体温

これらのデータはウェルネスリンクに対応機器から転送ができます。

ウェルネスリンク対応機器一覧 | ウェルネスリンク – WellnessLINK

ただ、上のページを見るとわかるのですが、基本的にスマホアプリ経由でのデータ転送が多く、そしてそのアプリのほとんどがAndroid版のみです。

体組成計は最新のモデルである「HBF-253W」がwithings同様、勝手にwifiで同期してくれるので、スマホは必要ないんですが、それ以外の血圧計などのデータ転送には、Android機器が必要です。

クラウドに登録したデータは「からだグラフ」というアプリで確認できます。さすがにこれは iPhone/Android、両方に対応していますね。

からだグラフ App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス
価格: 無料

ただ、アプリの出来は…、ここにあげた中でも一番しょぼいです。

最低限のグラフ表示のみ。そのグラフも体重と体脂肪率を同時に表示させることすらできません。確認したのはiPhone版だけですが、Androidだともう少し充実してたりするんでしょうか。株価か円相場をチェックするくらいの感覚で毎日チェックする事になりそうです。

そしてこのウェルネスリンク、無料で利用できるのですが、6ヶ月以前のデータを表示するには月額300円の費用が必要です。有料ならせめてもう少し、見た目だけでも華やかにしてほしいもんですね。

まとめると、

【ウェルネスリンクの良い点】
・転送に対応する機器が多い
・体組成計(HBF-253W)はWifiで自動的にデータがクラウドにアップされる

【ウェルネスリンクの悪い点】
・6ヶ月以上のデータの保存は有料(月額300円)
・HBF-253W以外のウェルネスリンク対応機器のデータ転送には Android端末が必要
・公開されているスマホアプリもAndroid中心で、iPhone向けのものがほとんどない
・APIは公開されているようだが、詳細不明(ご相談ください的なスタンス)

と入った感じでしょうか。

まとめ

というわけで3社のクラウド&アプリ環境を比較しましたが、誰にとってもストレスがないのがwithingsである点は間違いないでしょう。

そして、タニタかオムロンを検討している方は、持ってるスマホの環境によって、少し使い勝手に困るケースが出る点を押さえておくべきかと思います。

iPhoneユーザの場合

タニタのRD901が、ベストな組み合わせに見えますが、現状iOS8が使えないという地雷もあります(近いうちに、解消されるでしょうが)ので注意が必要です。

オムロンHBF-253Wを使ったデータ同期はスマホは不要なものの、その他の血圧計や活動量計のデータもウェルネスリンクで管理したい、となったら手入力するしかありません。それぞれのiPhone向けのアプリ対応が遅れているので、タニタを選んだ方がよさそうです。

Androidユーザの場合

タニタの体組成計のデータをクラウドにあげるには、1世代前のSDカードなどで同期するモデルを選ぶか、手入力という手段が必要になります。
特にRD900/901シリーズを持っていても、現状Health Planetには手入力するしか方法がないので、Androidアプリと連携ができるようになるまでは、買わない方がよさそうです。

各種計測器向けのアプリ環境が、なにかとAndroid重視なオムロンを選ぶ方が幸せになれるでしょう。