おサイフケータイ持ってても、4人にひとりしかその機能を使ってないって本当!?

おサイフ自体ケータイしない、やわなべです。

各種電子マネーを、もっぱらカードで使っていて何の不満も感じていないのですが、この世の中には「おサイフケータイ」なるものがありまして、NFC搭載のiPhone6に期待する声もありましたね。

で、ぶっちゃけ今、おサイフケータイってどれくらい普及しているのかなと疑問に思ったんで調べてみました。

調べた、というかFeliCa(おサイフケータイの規格)が提供するFeliCaネットワークというサイトに「電子マネー推進検討会」というコンテンツがあって、そこが7月に利用状況をきれいにまとめてくれてました。

おサイフケータイ対応機種を持ってる人はどれくらい?

この調査によると、2014年7月の時点で、スマホの保有率は78.4%。そのうちの半分くらいは、おサイフケータイ対応機種を持っているそうです。

これはちょっと意外でした。電車の中で見渡しても非対応のiPhone保有率が圧倒的に多いですからね。

残りの2割ほどのフィーチャーホン(ガラケー)利用者の中でも、4割くらいは、おサイフケータイに対応する機種を持っているようです。

トータルだと、ほぼ5割、49.3%の人が、おサイフケータイ対応機種を持っているんだそうな。ほんとかなぁ。

実際におサイフケータイ機能を使っている人は???

では、対応機種を持っている人のうち、実際どれくらいが、携帯を電子マネーとして使っているのでしょうか? 同じページの別のグラフでわかります。

グラフの集計が少しわかりにくかったのですが、おサイフケータイ対応のガラケーを持ってる人(左のグラフ)の24%、対応するスマホを持ってる人(右のグラフ)の26.3%が、おサイフケータイ機能を実際に利用しているんだとか。だいたい4分の1しかいませんね。

おサイフケータイ対応機種を持ってる人が全体の約半数でしたから、携帯持っている人全員の中で、携帯を電子マネーとして使ってる人は8人にひとりといった割合のようです。

おサイフケータイ持ってる人が4人いたら、うち3人はその機能を使ってないってことで、あまり重要視してない人の方が多数ってことですね。おサイフケータイ機能は、ケータイを選ぶ際の重要項目じゃないんでしょう。

スポンサーリンク

おサイフケータイ持っててもカードで電子マネーを使う

面白いのは上のグラフで、おサイフケータイ持ってる人の半数以上の人がケータイではなく、カードで電子マネーを使ってるっていう点。ケータイを電子マネーとして使っている人の倍です。

要は、電子マネーは使うけど、わざわざケータイでは使う必要はない(仮に持ってる端末でできるとしても)って人が多数いるわけですね。

この判断は私も同意しますね。関西でもQUICPayとPiTaPaの2枚くらい持っていれば、電子マネーのニーズは事足ります。わざわざ重たいケータイを電子マネー代わりにしたいと思ったことは一度もありません。

ましてや東京であれば、suicaPasmoがもっと汎用的に使えるわけですから、ケータイをわざわざ電子マネーとして使う必要性はもっと低いんじゃないでしょうか。

プラスチックのカード1枚でできることを、わざわざ重たいスマホで代用する意義がだんだんわからなくなってきました。「おサイフケータイ」っていいたいだけちゃうんかと

先日のエンガジェットの記事でNTTドコモが、電子マネーカードを埋め込んだiPhoneジャケットを作ったというニュースがありました。

ジャケット内蔵のカードとiPhoneとはBluetoothで通信するそうです。なぜそこまでして、擬似的にでもケータイを電子マネーにしたいんでしょうか。カードの代わりにiPhoneを改札やレジでかざすことに、それほどステータスを感じるもんなんでしょうかね。

ドコモの担当者によると、iPhoneの取り扱いを開始して以来、iPhoneユーザーから「おサイフケータイを使いたい」との要望が多数寄せられたため、おサイフケータイジャケットの開発に踏み切ったそうです。

とありましたが、上の調査結果から見ると、要望を寄せる層がそんな多数いるとは思えないですよねぇ。

ちなみに現在、民主化運動で揺れる香港には、オクトパスカード(八達通)という、チャージ式のIC乗車券カードが普及してます。そこで使われてる非接触ICの規格ってのが、実は日本の電子マネーと同じFeliCaなんですよね。同じ規格の電子マネーは普及してても、それをケータイで使おうなんていう動きはないみたいですよ。

電子マネーのニーズと、それをケータイで使いたいっていう「おサイフケータイ」のニーズってのは、分けて考えたほうがいいんじゃないですかねぇ。