金閣寺に電車で行くべき1397の理由(後編)

やわなべどす。おおきに。

さて、昨日書いた電車で行く金閣寺へのアクセスルートの記事の続きです。

本当は2回に分けるつもりなかったんですけどね。往路が立ち寄るスポット満載で、調べながら書いてたら結構なボリュームになったもので。旅ブロガーって大変なんですねぇ。

さて、先の記事に書いた往路では、JR山陰線の円町駅から北へ歩くルートを紹介しました。で、同じ道を戻って帰るのも面白くないんで、復路は別のルートを考えてみましょう。往路が結構盛りだくさんでお疲れだと思うので、復路は軽く流していきましょうか。

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復路:鞍馬口通をひたすら東へ歩くぞルート

ルート地図はこちら。所要時間は40分ほどです。

往路ほどには立ち寄るスポットもないシンプルな街歩きルートです。しかも通るのは金閣寺の総門前から続く鞍馬口通一本のみ。これをひたすら東へ歩きます。

金閣寺前交差点から船岡温泉街へ

金閣寺の総門から出口へ出る参道が、そのまま鞍馬口通の延長です。直進すると、西大路通との交差点(金閣寺前)に出ます。バス停があるので、このあたりまでは観光客も多いですが、信号を渡って鞍馬口通を直進する人はあまり見かけません。

信号を渡った先は普通の住宅地です。緩やかな坂道を下ってどんどん歩きましょう。方角的には若干、南東寄りなのですが、これは金閣から見て真東にある船岡山を南に迂回するルートだからですね。ちなみに船岡山は応仁の乱の際、西軍が陣を敷いたところ。なのでこれから通るルートはそこから名をとった西陣エリアを通ることになります。

千本通との交差点(千本鞍馬口)を直進したあたりから、方角は東北東に変わります。そして、しばらく歩いてちょうど船岡山の真南のあたりに船岡温泉の看板が見えてきます。

え?こんなところに温泉?」はい、そうなんです。帰りのルートの最大の目玉はここです。

船岡温泉の歴史は、大正時代に大野松之助という方がはじめた料理旅館がはじまりなんだそうですが、その後、入浴施設やらなんやらと、代々のオーナーが趣向を凝らした結果、アートといっていい独特の世界観を持つスポットとなっています。自分でとった内装の写真はないので、ぜひ別の案内サイトをご確認ください。


(参考) KING OF 銭湯 船岡温泉【隠れた名スポット 船岡温泉街】 | 裸で見る芸術 京都の銭湯

しかも、この周辺は、カフェやギャラリー、ゲストハウスなんかもできてて、隠れたお洒落スポットになってます。温泉に入らないまでも、往路の疲れをとるために、ここらのカフェで休憩するのもいいですね。

少し手前の角には、船岡山の中にある「建勲神社」へ道を示す標石があります。織田信長公をお祀りした神社なので、ファンの方は立ち寄られてはいかがでしょうか。同神社の大鳥居は船岡山の東端にあるので、もう少し歩いたローソンの角を北に曲がって北進した方がいいと思います。

堀川紫明交差点から、地下鉄鞍馬口駅へ

船岡温泉街を過ぎると、もうめぼしいスポットはありません。勾配もないですし、お帰りモードでずんずん歩きましょう。大宮通を超えて200mほどゆくと、やたらでかい「堀川紫明」の交差点にでます。

ここから少し鞍馬口通と紫明通とが合流しているので道を見失いやすいのですが、右側の信号から堀川通をわたって、右沿いにあるスーパーのところから斜め右に入る道を進みます。(下のグーグルマップの画像の斜め右の筋)

ここを600mほど住宅地を歩くと烏丸通地下鉄烏丸線が南北に走る筋ですね。ルートはここで終了です。鞍馬口駅からJR、近鉄、阪急と接続します。お疲れ様でした。

なお、京阪電車で帰る人は、烏丸御池で乗り換えて東西線で三条京阪に向かってもいいのですが、もしまだ時間と体力に余裕のある場合は、さらに真っ直ぐ、鞍馬口通を東進すると、600mほどで出雲路橋賀茂川を超え、下鴨神社へと至ります。その参道を逆にたどって、ずっと南下すると、賀茂川と高野川の合流地点、京阪出町柳駅へと出ます。

ルート補足

というわけで往路で、平安遷都以来の北山の神々をめぐり、帰りは船岡山の南、西陣エリアを東へ歩くルートでした。

勾配はさほどではありませんが、結構な徒歩量を要します。通る道も地味な住宅地が多いので、街歩きが好きな方向けですね。

このルートの最大の難点は、途中、ごはんを食べるところがあまりない、ということ。金閣寺周辺と、船岡温泉まわりを除けば、飲食店を見つけるのは少々困難です。実際にこのルートを試される場合は、ランチを市内のどこかで食べてからの午後スタートにすると、ちょうどよいかと思います。

もっと王道の観光をしたい方は…

普通、金閣寺とセットで観光する一番メジャーな組み合わせは、きぬかけの路を通った、龍安寺、仁和寺、妙心寺といったあたりでしょう。ルートにするとこんな感じでしょうか。

JR花園駅を起点に、妙心寺→仁和寺→竜安寺→金閣とめぐるお得なバリューセットです。京都観光の王道コースで、海外など遠くからお越しの方には私もこちらをおすすめすると思います。

ただ、お寺は拝観料がかさむんですよねぇ。

・妙心寺(法堂、国宝梵鐘) 500円
・仁和寺(御殿) 500円
・龍安寺(庭園) 500円
・鹿苑寺(金閣)拝観 400円

と、おひとり様 2000円コース。私のプランだとお賽銭を別にすれば、金閣の400円のみで、帰りに船岡でひとっ風呂浴びてもプラス410円ですからね。

2度目以降の京都観光で、若干変化が欲しくなってきた時に、参考にしていただけると幸いです。