ワタシが思うkindleストアの謎仕様をまとめました

やわなべです。

Amazonのkindleストアが 11/3まで2周年セールを展開しているようですね。

他の電子書籍ストアだと、全商品20%OFF!とか、コミック購入で30%分Oのクーポン配布!なんてセールが多いのですが、kindleストアは、いつもやってる日替わりセール同様、Amazonがピックアップしたセール対象の書籍を、Amazonが設定した個別の割引価格で販売してます。どの商品がいくらでセール対象になるのかは著者ですらわからない謎仕様らしいです。

2周年セールの対象ラインナップはさっき見たら370冊ほど。ただ、

※Amazon.co.jp は本キャンペーンを予告なく変更または終了する権利を保有します。

なんてことをわざわざ書くくらいなので、変更があるかもしれません。

また上のキャンペーン、結構な規模なんですが、kindleストアのトップページにもバナーはおろか、リンクのひとつも表示されてません

これもわざとやってるんでしょうけど、売りたいのか売りたくないのか、いまいちよくわかりません。謎ですよねぇ、アマゾン。

ざっと、というか、対象商品を全部見ましたが、ビジネス書や実用書が中心で、おそらく、すでに売れてる商品からピックアップしたという感じが強いです。小説はほとんどなく、コミックに至っては多分ゼロ

ちなみにやわなべが買ったのは、以前紙の書籍で読んだあと、去年に全面改訂されたらしい、これ。

「全面改訂 超簡単 お金の運用術」販売ページヘ

全面改訂 超簡単 お金の運用術

  • 作者: 山崎元
  • 出版社: 朝日新聞出版

と、完全ジャケ買いのこれと、

「ナイルレストランが教えるはじめてのインド料理」販売ページヘ

ナイルレストランが教えるはじめてのインド料理

  • 作者: ナイル善己
  • 出版社: 主婦と生活社

200円と安かったので、ネタ的にこれ。

ただ、kindleストアには、セール手法以外にも謎仕様がありまして…

kindleストアではまとめ買いができない

kindleストアの電子書籍の詳細画面から取れるアクションは

・ワンクリックで今すぐ買う
・ほしい物リストに追加する
・無料サンプルを登録端末に配信する

この3つだけ。ショッピングカート(買い物カゴ)という概念はありません

カートがないんで、気になる本をとりあえずカートにぽんぽん入れて、あとで間引きしてから、まとめて購入、という行動ができません。この仕様は今回のように、対象商品がたくさんあるセールの中から、いくつかピックアップして購入したいような場合にストレスです。

あと、「コミック全巻まとめ買いしたい!」、とかもできないので、衝動的に大人買いしてしまいがちな人に売るチャンスを、みすみす逃してるんじゃないかなぁ、と思ってます。

上で書いたように、今回の2周年セールの対象にコミックが1冊もないことから見ても、kindleストアはあまりコミックを力入れて売る気がないのかもしれませんね。まあこれだけコミックが流通してる国が日本以外にないからかもしれませんが。

で、上の3つのアクションのうち、カート代わりに使えるのが「欲しいものリスト

これはもともとは、自分がほしい商品を他人が見れるように公開しておいて、(知らない人でも)自分にプレゼントができるようにするためのものだったと思うのですが、現在はデフォルトのほしい物リスト(メインリスト)は非公開となっているので、ここをブックマーク代わりにして、あとでピックアップ、という形で使えます。

ただし、電子書籍の場合、欲しいものリストから購入する時も、1商品ごとにワンクリック購入しかできませんので、「欲しいものリストの商品を一括購入」という買い方ができず、ここでも機会損失があるような気がしてなりません

kindleストアではギフト券が使えない?

もうひとつ、ワンクリック購入には問題があって、Amazonギフト券のクーポンを使うのが面倒だという点。

クレジットカードにはポイントをAmazonギフト券に交換できるものがあって、私のLIFEカードのポイントはいつもそうしてAmazonのギフト券に換えて使っているのですが、このギフト券、実際にはクーポンコードとして英数字の番号だけが配布されます

こんな感じで。

このギフト券を使って買い物するときには、購入手続きの画面、配送先や支払い情報を指定するところで入力するのですが、ワンクリック購入しかない電子書籍だとこれを入力するステップがありません

じゃあ、電子書籍だとギフト券が使えないのか、というとそうではないようで、以下のヘルプで案内されているように、あらかじめアカウント設定のところでギフト券のコードを入力していれば、その状態でワンクリック購入した商品の代金から自動的に値引きがされるようです。

が、この要領であらかじめギフト券を登録しておいても、ワンクリック購入ボタンを押すときには、ギフト券割引が適用されるかどうかわからないという、ドキドキ仕様になってます。

まだまだあるkindleの謎仕様

それ以外にも、以前書いたように(参考 hontoにお願いしたい2つのコト)、iOSのアマゾン公式アプリからkindleの電子書籍が買えないとか、電子書籍リーダーが遅くて使い勝手がイマイチとか、利用にためらうシーンが多々あります。

本国アメリカではすでに紙の本より電子書籍の方が売上規模が大きくなってるそうですが、あちらの方々はよくこれで満足してるなぁと思いますね。

最近のニュースだと、自社製スマホで大コケしてたり、なにかと謎の多い企業です。セール対象本の中で一番読むべきはこれかもしれませんね。

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  • 作者: 週刊東洋経済編集部
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