Tポイントの個人情報の扱いに憤る人にはPontaもおすすめしません

Tポイントカードはお持ちではありません、やわなべです。

そのTポイントの個人情報の扱いが変わったことが話題です。

会員でない自分には全く影響のない話なんですが、読んでもなんかよくわかりませんでした。今回CCCが発表したT会員規約の変更は以下。

ポイントはここらあたりでしょうか。

・これまでポイント提携している企業どうしで「共同利用」していた会員の個人情報を、「第三者提供」の形に変えます。

・その形でも個人情報の提供を望まない会員さんがいたら、情報提供の停止手続きをユーザー自身でできるようにします。

・ただし、その申し出をしても、今後、新たに提携企業が増えたときは、別途その企業への提供停止手続きをしないといけないけどね

私のわからんポイントはココ。

共同利用と第三者提供って何が違うの?

個人情報を提携企業の間で「共同利用」する形からCCCから他社への「第三者提供」の形に変えるよ、とのこと。

「第三者」って単語から、一見、後者の方が印象悪い気がするんですが、この記事を読んで、ようやくわかった気が。

これまでの共同利用の位置づけでは、T会員にオプトアウトなどの選択肢が与えられないまま、Tポイント提携企業が増えることで共有先が際限なく増える問題が指摘されていた。

どうやらこれまでの共同利用だと情報提供先の企業が会員の知らないところで自由に決められ、それを会員側が拒否する選択肢がなかったのが、「第三者提供」によって、オプトアウト(提供拒否)の選択肢を求める法的根拠ができた、ってことなんでしょうか。

じゃあ今現在の「第三者」って具体的にどこやねん、という問いにTポイントを運営するCCCは、Q&Aで回答を示しています。

企業の一覧は上のページからPDFでダウンロードできますが、現在81社。まあDVD1本借りたら、この80社から一斉にDMが届くようになる、とかだったら確かにイヤですけどね。

で、情報提供を拒否したいという人への手続きも示されています。


(参考)個人情報提供の停止 手続きガイド|CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

会員でないので実際の画面は見てませんが、実際に手続きした人のブログなどを読むと、提携先企業80社のうち、どこに提供するか・しないかを個別に選択できるようになっているようです。

それだと、今後加わる企業についても、都度拒否設定をしていかないといけないよねー、ってところが批判を受けてるようで。

まあ確かにそうなんですが、他の会員サービスやポイントサービスでも、同様に提供先の開示・オプトアウト設定ができるかどうかまで確認して、加入・利用してるかっていうと….私はしてません。なので実際に会員登録しているPontaがどうなってるのか見てみました。

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Pontaの登録している情報

その前に、実際に私がPontaの会員情報として登録している情報は以下です。

・氏名
・性別
・生年月日
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・職業
・配偶者の有無

個人が特定でき、属性でしぼってDMを送るには十分な情報ですね。

Pontaの個人情報の外部利用されるのか

Pontaの個人情報の取扱についてはここ

その中に、こんな記述があって、

第三者提供

4 当該情報の提供を受ける者又は提供を受ける者の組織の種類、及び属性
ポイントプログラム参加企業等

今回変更するTポイントと同じようにポイント参加企業に対する「第三者提供」の形をとってるようです。

第三者提供の提供先は?

上にある「ポイントプログラム参加企業」は以下のページで確認できます。

ポイント提携企業|ポイントターミナル Ponta [ポンタ]

現在80社。Tポイントグループとほぼ同じ規模ですね。が、後ろについてる「」の解釈によっては、これら企業のグループ企業なども加わる可能性がないとはいえません。

会員は提供を拒否できるのか?

これについては上の会員規約の中には該当する部分が見つかりませんでした。

ただ、Pontaには上の規約とは別に「Ponta会員規約 ローソン特約」というものがあってそこには関連の記述があります。

第3条(個人情報の利用・提供・共同利用に関する同意)
(1)個人情報の利用目的
ローソン社のフランチャイズ加盟店(略)、株式会社ローソンHMVエンタテイメント及び三菱商事株式会社に(略)

ローソン会員の特約なんで、情報提供先もローソン、HMV、三菱商事に限られますが、登録後5年間、DM送付とかに使わせてもらうよ、とちゃんと書いてあります。回りくどい表現のCCCやPontaの規約と違ってすがすがしいですね。

で、それは困る、という人には、

(4)第三者への提供の停止方法
会員が上記提供を行わないことを希望される場合は、Ponta会員規約 第一章 第7条に定める方法により退会をお申し出下さい。

別の規約に書いてある手続きをしろ、と。で、該当の規約を読みにいくと…

(参考)会員情報について|ポイントターミナル Ponta [ポンタ]

第7条(退会)
退会を希望されるときは、所定の「退会届」に必要事項をご記入の上、ご提出いただくか、別途当社が定める方法で退会をお申し出ください

情報提供を望まない者は、Ponta会員から去るべし!

とのことのようです。すがすがしいですね。まあこれはローソン特約であって、Pontaの規約ではないので念のため。

結局、Ponta会員として第三者への個人情報提供をオプトアウトする方法ってのは見つかりませんでした。この部分だけ見るとTポイントよりもむしろ劣ってるように感じるのですが。

個人的には現状特に被害を被ってるわけでもなく(DMは一度きたかな)、Pontaの会員利用も続けますが、Tポイントの今回の対応にすら納得できないという方は、Pontaは利用しないほうがいいんじゃないでしょうかね

というか、ローソン特約の存在のように、Pontaとローソンとの間で、まだ管理主体が一元化されてないっぽいところの方が不安です。それが足かせで大きな動きが取れず、結果的に問題が起こってないだけだったりして。

ただ、ここに今度はリクルートポイントが相互提携として加わってくるわけですよ。今も下のようにコーヒー1杯で釣って、PontaIDとリクルートIDの両会員に相互にIDのヒモ付をさせようとやっきになってます。


(参考) Ponta.jpにリクルートIDをコネクトすると、もれなくローソンで使えるMACHI cafeドリンク無料券をプレゼント! | Ponta(ポンタ)

ライフイベントごとの情報提供に長けたリクルートと、身近な消費情報をにぎってるPontaとががっつり連携すると、一体どんな素敵なDMがくるんでしょうかね。コーヒーでも飲みながら注視していきましょう。