自宅WifiがいきなりのDNSルックアップエラーでつながらなくなったら?

やわなべです。

昨日はMac版のEvernoteをアップデートしたら、いきなり全ノートが真っ白になって、今年一番の大あせりでした。

が、別に中身が飛んでしまったわけではなく、1日経って再起動したら治ってたんで、見なかったことにしています。再発したら書きますね。

で、この前日には別のトラブルに見舞われてまして。いきなり自宅内のWifiが一斉につながらなくなりました。妖怪不祥事案件でいうところの「なんか、LINEおっせーな…てかTwitterも混んでるぞ.おーいインターネット頑張れや…あれ、うち、ネット切れてる???」ですね。

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DNSルックアップエラー…だと?

現象としては、Twitterでもブラウザでもコンテンツを表示しようとして延々待ち状態ののちにタイムアウトになる、という具合。最初にMacbookAirがいきなり繋がらなくなりました。メニューバーのアイコンからWiFi接続のステータスを見ても、問題はなし。

かたわらのズルトラ(Xperia Z Ultra)を見ると、こちらも同様にWifiに接続できてるのに、ネットが全てタイムアウトになりました。Wifiを切ってLTE接続に切り替えるとちゃんと見れます。

この現象、実は妖怪のせいなんです、なんてわけはなくてですね、「DNSルックアップエラー」という状況のようです。インターネットに接続できてるけど、例えば「yahoo.co.jp」を参照しようとしたときに、それがどこにあるのかわかんない状況。通常、その案内をしてくれるのがDNSというやつなんですが、そいつにちゃんと問い合わせができてないっぽい。

DHCPやめたら治るよ

Wifi DNSルックアップエラー」とかで検索すると、実に多くの方が、同様の現象でお困りのようです。

Xperiaで同様のトラブルにあった方いわく、「XperiaのWifi設定のDHCP接続を静的に変えて、DNSを固定の8.8.8.8に設定しろ」とのことでした。実際にやってみると確かにつながります。同様にMacのネットワーク設定でもWifi接続の「高度な設定」からDNSを「8.8.8.8」に設定したら問題なくつながるようになりました。

でも、原因は? となると明確な答えを書いてるサイトは見つかりません。みんな解決した方法はバラバラなんですけどね。

まあ、元通りにつながったら、もうそれ以上追求したくない、って気持ちはわからないでもないです。でも、逆に「これまでの設定でなぜ、つながってたんだ?」という疑問がわいてきます。

DNSってどこだ

DNSを8.8.8.8に変えないとYahooにもGoogleにもたどり着けない、ってことは、原因としては「それまで見てたDNSに問題があった」か、「そのDNSまで辿りつけなかったか」、のどちらかですね。どちらの端末も「8.8.8.8」に変える前には、DNSの指定は空白だったので、まず最初にどこを見てたか、を確認したいところです。なので、ちょっと自宅のネット環境をまとめて根本的に解決してみようと思い立ちました。

自宅にある各端末はBuffaloの無線ルータAirStationのWifiネットワークにつながっています。

AirStationは「192.168.11.1」というIPアドレスを持っていて、Wifiに接続する端末に「192.168.11.2」から順にIPアドレスを自動で割り当てていきます。この自動割り当てがDHCPってやつですね。

じゃあ、そのAirStationがDNS機能を持ってるか、というと、持ってません。


(AirStationの管理画面の「Internet/LAN」の項目)

AirStationは有線のLANで、NTTフレッツ光からレンタルしてるひかり電話ルーター(PK400KI)につながってて、そいつにDNSがどこかを問いあわせています。

じゃあ、ひかり電話ルーターがDNS機能を持ってるか、というと、これも持ってない。

PR-400KIの管理画面で接続先設定を見ても、接続先のプロバイダ(ぷらら)のID・パスワードだけでDNSのアドレスとかは指定してません。ぷららに接続したら、ぷららが自社で持つDNSサーバーに問い合わせしてくれるようですね。


ぷららDNSシステムモニター│ぷらら

ぷららのDNSが障害を起こしていたら、今回の現象になってもおかしくありません。が、上のページでモニター状況を見てもDNS障害は起こってない様子。となると、そこまでの経路のどこかでDNSの伝言ゲームがきちんと伝わってない感じですね。たぶんこんな感じではないかと。

Xperia 「AirStationさん、DNSどこ?」

AirStation「ああ、NTTのひかり電話ルーターさんに聞いてくるわ。」

AirStation 「ひかり電話ルーターさん、DNSどこでしょ?」

ひかり電話ルーター「ちょっと待って。プロバイダさんに聞いてくるわ」

ひかり電話ルーター「プロバイダさん、DNSどこ?」

ぷらら「こんにちは。当社のxx.xx.xx.xxをご利用くださいな」

ひかり電話ルーター「だって」

AirStation「だって」

Xperia「らじゃ」

で、今回、Xperiaに直接「DNSは8.8.8.8に問い合わせろ」ってしたことで、上のやりとりをはしょった形になってるわけですね。まあ、それでもいいのですが、上の経路のどこに問題があったのかが、気になります。

どうやら犯人はAirStation

上の会話でプロバイダのDNSに問題がないとすると、Xperia、AirStation、ひかり電話ルーターのうちの誰かが、ちゃんと問い合わせか、応答をしてないってことになります。Xperiaは、同じネットワークにつながってるMacbookAirでも同時に障害が起こったので無罪、とするとAirStationでしょうか。

AirStationの管理画面の「Internet/LAN」設定のところで、明示的に、ひかり電話ルーターを見にいくよう設定して、再起動をかけてみました

すると、Xperia、MacBookAirのDNS設定を元のブランクに戻しても、きちんとDNSにたどりつけ、ネットが接続できるようになりました。

まあ、結局たどりつけなくてセカンダリの8.8.8.8が応答してる、って可能性もありますが、とりあえず、wifiにぶらさがる端末で明示的にDNSサーバーを指定する必要はなくなりました。

特にXperiaの場合、DNSの直接指定をするために、DHCPによるIPアドレスの自動割り当てをはずす必要があるので(これはDNSとは関係ない)、あんまりしたくなかったんですよね。

というわけで、「DNSルックアップエラー」の対処としては、面倒ですがDNSの問い合わせ経路をきちんと確認してみようよ、というお話でした。

あ、ちなみに 8.8.8.8(または8.8.4.4)ってのはグーグルが無償で提供しているDNSサーバーです。環境によってはこちらに直接問い合わせるほうがネットの速度が早くなる、という人もいるでしょうけど、あくまで無償提供なんで、プロバイダDNSが使えなくなった時のバックアップぐらいにとどめておきたい、と個人的には思っています。

あ、ちなみに今回の犯人ぽい、AirStation「WHR-1166DHP」ですが、無線ルーターとしてはとってもいいモノですよ。(必死にフォロー)

(参考)自宅のネットが遅いと思ったらwifi無線ルーターを買い換えるべし

んで、これ書いてる最中に今度はBlueToothマウスが1秒毎に接続、切断を繰り返すようになりました。3日連続のITトラブル。やっぱりお祓いに行かないとダメでしょうか。てか、

これほんとに妖怪のせいじゃね?