還元率だけでイオンカードセレクトを選ぶとハマる落とし穴とは?

やわなべです。

イオンカードセレクトを数ヶ月ほど使っているのですが、どうにも使いにくい印象を持っていて、別の種類のイオンカードを作ればよかった、と後悔すらしています。以前にも、このあたりに書いたのことの繰り返しになるんですが。

イオンカードのポイントとWAONはどっちが得か

その前に、改めてイオンカードセレクトのメリットとデメリットを、まとめておきます。

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イオンカードセレクトのメリット:ポイント還元率が1%になる

通常イオンカードの支払いにつくポイント(ときめきポイント)は、200円ごとに1ポイント、つまり還元率は0.5%です。

一部の種類のイオンカードは、WAONへのオートチャージができるのですが、そのオートチャージの金額に対してはときめきポイントもWAONポイントも加算されません。唯一、イオンカードセレクトという例外を除けば。



イオンカードセレクト

そう、イオンカードセレクトはイオンカードのラインナップの中で唯一、カードに付随しているWAONへのチャージにWAONポイントがつきます。チャージ額200円ごとに1ポイントですから、還元率は0.5%

ときめきポイントとWAONポイントとは別物なんですが、たまった「ときめきポイント」が同額のWAONポイントに交換ができるので、価値は同等と考えていいでしょう。なので「イオンカードセレクト」だけが1%の還元率、となるんですね。

この点は、クレジットカードの比較サイトなどでも強調されているポイントです。「イオンカード作るならセレクト一択だろ」、そう思っていた時期が私にもありました。

イオンカードセレクトのデメリット:WAONへのオートチャージがイオン銀行から即引き落としされる

しかし、このメリットであるWAONオートチャージが、同時にデメリットでもあります。イオンカードセレクトは1枚のカードに

・クレジットカード
・WAONカード
・イオン銀行のキャッシュカード

の3つの機能を持っています。必然的に、イオンカードセレクトを発行する人は、同時にイオン銀行の口座も開く形になるわけですね。

で、問題はWAONへのオートチャージです。オートチャージにポイントがつくのはたしかにメリットなのですが、このチャージ額、イオンカードのクレジット残高に計上されるのではなく、イオン銀行の口座からダイレクトに引き落としされるんです

つまりこれは見方を変えると、「オートチャージの金額を即時払いにする見返りに優遇ポイントをもらっている」とも言えるわけで、そう考えると上のメリットって本当にメリットなのか、と疑問を感じてきます。

実際、半年ほど利用した率直な感想を言えば、「オートチャージにつく0.5%のポイントがなくなってもいいから、オートチャージの金額をクレジットの後払いにしてほしい」と思ってます。

それを実際に痛感したのがこの12月の月初のことでした。

月初にWAONが使えない!!

イオンカードの利用額の引落日は毎月2日です。

銀行機能のついたイオンカードセレクトは、クレジットカード利用額は、問答無用でイオン銀行の口座から引き落としされます。別の銀行口座に変更することもできません。まあ当然といえば当然ですね。


(イオンカードのQ&Aサイトより)

そして、上で書いたように、WAONを使った時にオートチャージされるのも、同じイオン銀行の口座です。これも変更することはできません。(オートチャージしないように設定することはできますが)

イオン銀行の口座をメイン口座として使っている方は特に問題を感じないのでしょうが、メイン口座でない場合、クレジット利用額の請求書が来たら、次回引落日までに、その金額をイオン銀行の口座に入金することになります。

が、入金後にWAONを使って、不足残高をオートチャージで自動補充された場合、クレジット代金の支払用に入金した口座残高からオートチャージがされてしまいます

口座残高にあまり余裕がない場合だと、カード引落日直前にWAONを使うことで、クレジットの引落し事故を起こしかねず、最悪、自分のクレヒス(クレジットヒストリー、信用情報)にキズがついてしまう事態にもなりかねません。こんなリスクが頭にあったら、おちおちミニストップのポテチもWAONで買えないですよ

銀行の口座残高とWAONの残高を気にかけないと使えないオートチャージなら、ない方がマシで、最近ではクレジットカードの請求書が来てから引落日までの期間はWAONを利用せず、クレジット払いで済ますようになりました。うーむ、こんなはずではなかったんだけどなぁ。。

イオン銀行を使うメリットも…

イオン銀行がネット銀行の中でも使い勝手がいい、というのならメインバンクに考えたいのですが、残念ながらいろんな点で住信SBIネット銀行の方が使い勝手がよいです。webのネットバンキング機能はしょぼいし、ATMは少ないし、他行宛の振込手数料が無料になるようなサービスもありません。

イオンカードセレクトのホルダーには、定期預金の利率がアップ、なんて優遇はあるんですが、「オートチャージの還元率が…」とかいうような層が、今どき定期預金なんてしないでしょうしねぇ。

イオンカードセレクトをおすすめするにはこんな方

つまるところ、イオンカードセレクトは、イオン系の店舗をよく利用し、かつ、銀行や保険といった金融サービスもイオンにまるっとおまかせしたい、という方にフィットするカードなんだと思います。おそらくイオンの考えるメインターゲットは高齢者層だと思うんですよね。従来の郵便局のような総合サービスをイオンに期待するような層、その辺りに向けて設計されたカードかな、と感じます。

そうでない場合は、


銀行機能のないイオンカード(WAON一体型)(これだと任意の銀行をWAONのチャージ先に指定できる)、あるいは首都圏にお住まいの方であれば、Suicaとの連携カードをチョイスされるとよいかと思います。