アドセンスの入金口座を作るだけでグーグルの巨大さにたじろぐ

やわなべです。年末ですね。

どうやらこのサイトの開設最初の年は、月間1万アクセスという、吹けば飛ぶよな泡沫サイトで終わりそうです。最近は、選挙の泡沫候補を見るたびに勝手に同情するようにまでなりましたよ。

【ブログ開設3ヶ月目のアクセス状況】デジモノ買ったら最新機種でなくともレビューを書け!

ただ、そんな泡沫サイトにお越しいただいた方々には、本当に感謝の思いしかありません。のみならず、サイトに配したアドセンスの広告をクリックしていただき、貧しいやわなべに、いくばくかの施しをお恵みいただいた方には、足を向けて寝ることはできません。

そのアドセンスの報酬なんですが、これまで数百円、累積でも1000円ちょっと、とかというレベルだったので、入金の手続きなんて、考えもしていない状況でした。

が、ようやく月に2000円とかのレベルに達してきて、サイト開設後4ヶ月目にして「そういえば、どうやって報酬を受け取れるんだろう」と考えるに至りました。

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Googleアドセンスの報酬受取口座の設定

アドセンスの報酬受取には、受取人の住所確認と、受取口座の確認の2つのプロセスが必要です。住所確認は、アドセンスの管理画面で、住所を登録すると、1週間程度で郵送されてくるPINコードを入力することで完了します。

ここまでは、アカウントを作った時にやっていたのですが、今回は、報酬受取口座の登録です。

これもアドセンスの管理者画面から行います。ログインすると右に「お支払いを表示」という、声に出して読みたい日本語があるので、そこをクリックします。左メニューの「支払いの設定」から「新しいお支払い方法を追加」を選んで受取口座を登録します。

普段、使ってる銀行の銀行コードを意識することはほぼないと思いますが、「○○銀行 銀行コード」とかでググればすぐにわかるでしょう。ちなみにわが愛しの住信SBIネット銀行の銀行コードは「0038」です。

で、登録の申請はこれだけなんですが、ここからがグーグルのすごいところ。登録するとこのようなメールが来ます。

なんと、

口座が有効かどうかを確認するのに、実際に少額を入金して、その金額を申告させる

という「そこまでするか!」という驚きのプロセスを採用しています。

これ、自分名義と違う口座を登録して得られるメリットって、全く思いつかないですし、複数アカウントを作って受取り口座を集約しようとするのを防ぐんだったら、名義人名のチェックと、すでに登録済みの口座かどうかだけのチェックで事足ります。

要は、口座番号などの入力ミスによる振込エラーと、その再処理の手間を省くために、このプロセスを用意してるわけですね。

普通なら振り込んでもらう側の登録ミスで振込エラーが起こったら、支払側のグーグルとしては「知らんがな、再処理はしたるけど手数料は引いとくからな」で一蹴していいところだと思いますが、「コストを掛けてでも考えうる面倒は未然に避ける」というシステムの美学、的なものなのかもしれません。

実際の口座確認手続き

この申込をしたのが、昨日のこと。で、翌日の今日、登録した住信SBIネット銀行から振込入金のお知らせが。

アドセンスの規約にふれるとイヤなので実際の入金額はぼかしてますが、非常に少額です。少額ですが、確かに、天下のグーグル様よりご入金、いただきました。ちょっぴり早めのクリスマスプレゼントでしょうか。

入金を確認したら、再びアドセンスの支払い設定の画面から金額の申告を行います。

金額の入力はプルダウンの選択式で 1円から99円までの候補がありました。マックスで99円まで振込される仕様だ、ということがわかります。

自分の受け取った金額を入力すれば、手続きは完了です。

ちなみに振込のタイミングは、指定の金額に達した時点でなされるのですが、その最低ラインは日本円で8000円。残念ながら、この「やわなべ.net」で得た確定報酬は累積でもそのラインにまだ達していないので、実際の入金は来年の話になりそうです。。。

これ….いくらかかってるの?

このように、確実に口座確認をするという、さほど重要でもなさそうなプロセスにグーグルは一体いくら払ってるんでしょうか。確認のための数円の投げ銭よりも、各銀行への振込手数料の方がよっぽど高いのは確実です。で、こんなことをグーグルは毎日、世界中でやってるわけですよ。

仮に振込手数料を100円、それぞれに平均10円振込むとして、1日に1000人の口座登録をこなそうとすれば、それだけで毎日11万円の出費です。このプロセスだけで、年間4000万円のコストがかかる計算です。グーグルにすればチップみたいなものなんでしょうが、我々の手の届かぬ領域にいるんだなぁ、ということを改めて実感させられます。

しかも、この登録時のプロセスだけでなく、今後発生する報酬支払の振込手数料もグーグル持ちですよ。

日本では、結構な大企業でも、ちゃんとした企業間の取引で生じた正式な請求書の請求金額から、振込手数料を引いた額を入金する(支払う側が、支払う先に振込手数料を負担させる)という、信じられない商慣習が今だにまかり通ってますが、文化の違いとはいえ、これじゃグーグルには永遠に及ばないわ、と痛感させられます。

「なぜ日本にはイノベーションが…」とか議論する前に、仕入先からの請求書を額面通り支払ってもらえる世の中になってほしいです

アマゾンもすごい

書いてて思い出したのですが、アマゾンもそうです。一般の人には縁遠いかもしれませんが、アマゾンはネット通販以外に、いわゆるサーバー屋的なITクラウドサービスも提供してます。

クラウド コンピューティング なら アマゾン ウェブ サービス | 仮想サーバー、ストレージ、データベースのための Amazon が提供するクラウドサービス (AWS 日本語)

従来「このスペックのサーバを1ヶ月サーバ借りて数千円」なんて商売をやってた中で、「サーバーのこの機能のみを提供します。利用金額は1時間で0.1ドルです」みたいなことを始めました。今や著名なwebサービスや、スマホゲームアプリのバックエンドの多くがこのサービスを利用してます。

このサービス、利用開始や停止のオペレーションはすべて管理画面や、プログラムで自動化されていて、人的なプロセスは一切ありません。

そして、単価設定が非常に細かいので、お試し程度で使ったら、本当に月額請求額が9円とかになるんですよ。

実際に、クレジットカードの利用明細に、「Amazonデータサービス 9円」
とか出てきて笑えます。カード会社への手数料に一体いくらかかってるんだ、って話ですよね。

まあ、消費税の支払い回避などの点でよく議論の対象になるアマゾンですから「回避した租税コストを、別のところに当ててるからずるい」という批判はできるでしょうし、理もあるとは思います。

ただ、現実的に消費者が使いやすいサービスを提供してるのは、やっぱりグーグルやアマゾンなわけで、だったら、そのやり方を批判する一方で、不合理な商慣習を見なおしたり、非効率なシステムを改善しようという動きもあってしかるべきだと思うんですよね。

今回の選挙でも、そのようなな期待を微塵でも抱かせてくれそうな候補者がいたら、投票したいんですけど、、、ねぇ。

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  • 作者: エリック・シュミット
  • 出版社: 日本経済新聞出版社