Officeが必要になったけどWindows機を買いたくないアナタへ向けのソリューションまとめ

メインマシンはMacbookAir(2011mid)な、やわなべです。

昔よりはだいぶ頻度が下がったとはいえ、仕事やレポート作成などでどうしてもWindowsマシンが必要となるケースはあります。メインがマックな私自身、もうかれこれ何年この問題について考えてきたか、思い出せないくらいです。そこで、自分の整理も兼ね、現時点での必要度にあわせたWindows環境をまとめてみました。

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Windows/Office利用頻度の高い順のソリューション

Windowsとオフィスの利用頻度の高い順にソリューションを並べるとすれば、こんな感じでしょうか。

A. Windowsパソコンを買う
B. 別のマシンにWindowsを入れて使う
C. Mac版Officeを使う
D. 仮想デスクトップサービスで一時的にWindowsを借りる
E. クラウド版のオフィスソフトを使う
F. MS-Office互換のオフィスソフトを使う
G. スマホ版のMSオフィスを使う

以下、頻度の低い順に見ていきます。

G. スマホ版のMSオフィスを使う

(対象)
・OS問わず、パソコンを持ってない人
・とりあえず他人が作ったExcelやパワーポイントの文書が見れればいい人

大学生でもパソコンを持ってない人が増えたそうですが、スマホは持ってると思います。

マイクロソフトはスマホ向けのオフィスソフトを無料でリリース、またはリリース準備中です。文書作成や、編集まで考えれば後述のGoogleドキュメントやOfficeオンラインを利用するべきでしょうが、さっと閲覧するだけなら十分ではないかと。(というか、さっと閲覧以上に使いたいとは思わない)

iPhone/iPad向けOffice

2014年11月にiPhone版/iPad版のオフィスが無料でリリースされています。以下はiPhone用ですが、iPad版も同じユニバーサルアプリのようです。

Microsoft Word App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
Microsoft Excel App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
Microsoft PowerPoint App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料

Android向けOffice

こちらはスマホ用とタブレット用で対応が、分かれています。まずタブレット向けには今月(2015年1月)に上と同じ主要3アプリのプレビュー版が公開されています。

(参考)【杜のAndroid研究室】第223回:Androidタブレット向け「MS Office」のプレビュー版が登場 – 窓の杜

GooglePlayでも配布中ですが、このニュースが、ほとんど話題になってないこと自体、いかにMSオフィスのスマホ需要が低いかを物語ってるような気がします。

Microsoft Word Preview 16.0.3601.1013
カテゴリ: 仕事効率化
Google Playで詳細を見る

スマホ向けには少し前から、「OfficeMobile」というものが配布されてます。

Microsoft Office Mobile 15.0.3609.2000
カテゴリ: 仕事効率化
Google Playで詳細を見る

注意が必要なのは、スマホ版/タブレット版どちらも、画面サイズによって機種によってはインストールできないものがあります。というか、我が愛機Xperia Z Ultraはどちらも対象外としてインストールできません! イソップ童話の「ひきょうなこうもり」扱いですか、そうですか。

まぁ、こちらとて、スマホでoffice文書の編集なんてしたいと思わないですし、先行リリースされたiPhone/iPad版officeにしても、出た時こそ多少話題にはなりましたが、実際、便利に使ってるなんて声、聞いたことないです

まともに使う人はやっぱりパソコン版を使うでしょうし、やっぱりoffice系ソフト自体がスマホユースにフィットしてないんじゃないでしょうか。

(注意点)
・ Accessはない
・ VBAマクロは使えない
・ Androidは使えない機種もある

F. MS-Office互換のオフィスソフトを使う

(対象)
・パソコンは持っている(Windows/Mac/Linux)
・オフィスの利用頻度はほとんどないので、お金を払いたくない

互換ソフトはいろいろありまして、Windowsパソコン買ったら、ひとつはプリインストールで入っていると思います。

インストール型だと、LibreOfficeなどは、Windows/Mac/Linuxの各OSで使える無料ソフトで、マクロのない単純な文書ファイルの内容を確認する用途についてはほぼ問題なく利用できます。

ホーム | LibreOffice – オフィススイートのルネサンス

オフィス形式でのファイル出力もできるのですが、やはり文字コードやレイアウトなど「見てくれ」上の問題があるので、完全互換を求めるのは今後も難しいでしょう。私のmacにもMac版が入ってますが、もっぱら閲覧用で利用頻度はかなり低いです。

(注意点)
・ Accessはない
・ VBAマクロは使えない
・ 見てくれのレベルまで含めた完全互換は望めない

E. クラウド版のオフィスソフトを使う

私がLibreOfficeの代わりによく使ってるのが、webブラウザで利用するGoogleドキュメントです。

互換性の点では、LibreOfficeよりも落ちますが、どのみち「見てくれ」で完全互換が望めないならと、開き直って、Googleドキュメントで作成→オフィス型式でダウンロードという使い方をしています。

最近話題のChromebook(個人用PCとしてこれを選ぶ人がよくわかんないのはさておき)でも、オフィスソフトの代替として、公式サイトで推奨されてるのもこれです。当たり前といえば当たり前ですが。

が、まったく同じコンセプトのクラウドサービスをマイクロソフト自体が無料で提供してるのを忘れてはいけませんよ。「Office Online」です。

Office Online – Word、Excel、PowerPoint

Gooleドキュメントより後発なので、それほどインパクトはありませんが、冷静に考えるとこれが無料で使えるってすごくない?と普通に思います。ただ、OfficeOnlineでは、

・Excelで画像の貼り付けができない
・Powerpointでアニメーションが使えない
・VBAマクロが使えない

など、クラウド版ならではの制限があるようですのでご注意を。ただ、マイクロソフトとしても今後はパッケージ版よりもクラウド版が主流になっていくと思われますので、画像やアニメーションを多用した従来のオフィス文書のイメージは、今後改めて行く必要があるんじゃないでしょうかね。

(注意点)
・ やっぱりAccessはない
・ VBAマクロは使えない
・ オフラインでの利用に制限がある
・ 印刷レベルまで含めた完全互換は望めない

D. 仮想デスクトップサービスで一時的にWindowsを借りる

(対象)
・なんらかのパソコンは持っているが、1ヶ月位の間限定で使いたい
・特定のバージョンのOfficeを期間限定で利用したい

レンタルサーバーとしてクラウド上にWindowsサーバーを月額いくらで借り、その上にオフィスなどのWindowsアプリを動かすというものですね。利用者は少なそうですが、Windowsオフィス文書をメインコミュニケーションに使うプロジェクトに配置されたけれども、それが終わったらオフィスなんて使わない、というような特殊な用途の方向けでしょうか。

もちろん継続しなければ課金もされませんが、その上にインストールしたソフトのライセンスも消えてしまうので、オフィス用途であれば、オフィスのライセンス込みのプランを契約するべきでしょう。

有名どころだと、お名前.com デスクトップクラウドでしょうか。

用途としてはFXでプログラムによる自動取引をずっと動かしつづけるというような使い方が多いようですね。

注意すべきは、OSがWindows7とか8.1でなく、サーバー用のWindowsServerであること。オフィス用途であれば問題はありませんが、その他のソフトに関してはWindowsServerなので動かない、というケースもあると思います。

それ以外にも、遠いサーバーの上で動いているWindowsを遠隔操作する形になりますので、遠隔操作用のソフト(RemoteDesktop)を自分のパソコン(スマホでも可)に用意しないといけませんし、遠隔操作する分、当然通信速度は遅いです。オフィスソフトの利用限定ということであれば、他の選択肢を選んだほうが良いと思います。

(注意点)
・OSはサーバー用OS(WindowsServer)である
・遠隔操作用の環境をPC(スマホ)側に用意する必要あり
・遠隔操作なので遅い

C. Mac版Officeを使う

(対象)
・Macを持っている人

Macには辛うじてMicrosoft謹製のパッケージソフトがあります。

Windowsパッケージ版で作られたオフィス文書の閲覧に関しては問題ありませんし、マクロも利用できます。(一部、文字化けなどもするようですが)

ただ、私自身はこれより前のバージョンを使っていた時期があるのですが、マクロはたしか使えなかったですし、Mac版で作ったオフィス文書をWindowsユーザに渡すと、フォントが変だとか、印刷レイアウトが崩れるといったクレームを受けることもありました。利用には取引先との上下関係を考慮した上での判断が求められます。

現在の最新バージョンは2011年版なのですが、この次のバージョンが出るかどうかは不明です。たぶん出ないんじゃないか、と個人的には思っているのでクラウド版への移行を検討した方が良いかと思います。

(注意点)
・Word/Excel/Powerpointのみ(Accessはない)
・今後バージョンが出るかどうかは不明

B. 別のマシンにWindowsを入れて使う

(対象)
・Windows以外のOSのパソコンを持っている
・わりとWindowsの利用頻度が高い
・複数のバージョンのWindows環境を使い分けたい

私がやってる方法です。大きく分けて

  • 今使っているマシンのストレージ領域を分けて、Windowsをインストールし、パソコン起動時にOSを切り替えて使用する
  • 今使っているOSにOS仮想化ソフトを入れ、その上にWindowsをインストールする

という2つの方法があります。

Macには前者の方法としてBootcampという仕組みがOSに備わっていますが、個人的にはこれを使うくらいならWindows専用機を買ったほうがいいと思ってます。というのもわざわざ別OSのマシンにWindowsを入れて使う最大のメリットは、別々のOSの間でファイル共有や、コピペができるといったところにあると思うからです。

というわけで、私がやってるのは後者ですが、安定性やパフォーマンスは前者のほうが優れているでしょう。私のやってる具体的な環境については過去エントリーをご参考ください。

MacにThunderboltで繋いだポータブルSSDドライブの上でWindows動かしたら快適すぎる

(注意点)
・仮想化ソフトや、領域を分けるなどの技術作業が必要
・仮想化の場合、パフォーマンスや安定性は落ちる
・Macの場合、Windows用にキーボードのカスタマイズが必要

A. Windowsパソコンを買う

(対象)
・なんだかんだで結構Windowsを使う頻度の高い人
・頻度は低いがWindows版しかないソフトを使っている人

最後に、どうしても一定以上のニーズが有る場合は、素直に買うのがよいでしょう。昔よりは、マシン、OS、オフィスソフト、すべての価格が手頃になってきているので、資金的なハードルもぐっと下がっていると思います。

OSはWindodws7?

OSに関しては、先日、正規サポートが切れたばかりのWindows7 がまだ買えますし、一定のニーズもあるようです。

ただ、OS単品として考えると実は最新の8.1を買うのも値段はさほど変わりません。(ヤフオクだと多少は差が出るかもしれませんが)

Windows8が出た当初、噴出した不満も8.1になってだいぶ改善されたようですし、今からなら素直に8.1を買っていいと思います。

とはいえWindows7も正規サポートこそ終了しましたが、セキュリティアップデートは2020年まで引き続き継続されますので こだわりのない人はそちらを選択するのもありかと思います。

たとえば今、適当にアマゾンで検索しましたが、これなんか中古のWin7搭載機ですけど、Corei5、メモリ4GBで3万円台前半って、最新スマホの半額ですよ。今、なんでもいいから至急 Windows機を1台用意しろ、といわれたら私これ買います。

Officeはどのバージョンを選ぶ?

で、Officeですが、月額課金で最新バージョンがずっと使えるOffice365と従来の1回の購入だけで使えるパッケージ版があります。

Microsoft Office 製品の選択

現時点での最新のパッケージ版はOffice 2013で、Excel/Word/PowerPointの3大ソフトが使える、Home & Businessのダウンロード版がアマゾンで2万2千円あたり。

それに加えてAccessが必要なんだという人は Professionalエディションとなるので、同じくダウンロード版が3万7千円が必要です。

このあたりは、Office365の課金をずっと続ける場合と、1回きりの出費とで、比較判断すればよろしいかと思います。

ただ、バージョンにこだわりがなく、コストを抑えるのであれば、ひとつ前のバージョン、Office2010を使うというのも手です

こちらは個人向けは終了してしまいましたが、法人向けであれば、マイクロソフトが1ヶ月無料の評価版をまだダウンロード提供していますし、その後ライセンスを購入すれば継続して利用することもできます。

Office 2010 評価版ほかダウンロード提供中 | Microsoft Office 2010

で、そのプロダクトキーはというと、実はヤフオクで最上位版のProfessionalでも1000円前後で大量に流通しているんですよね。


「office 2010 Professional」のヤフオク検索結果

素性は定かではありませんので、購入、利用は自己責任ですが、ちゃんとアクティベーション認証が通るライセンスが1000円で手に入るとあればすごいですよね。(私もひとつ買いましたが)

残念ながら個人向けへの2010の評価版ダウンロードは終了していますが、パッケージ版もヤフオクにありますし、価格は高くなりますがアマゾンでも買えます。

しかも、この「Office 2010」もWindows7同様、正規サポートは今年の10月で終了するのですが、セキュリティアップデートは東京オリンピックの年まで継続提供されます。通常利用する分には問題ありません。個人的にはマイクロソフト、ちょっとサポート頑張りすぎだと思うんですけどねぇ。

Microsoft Office 製品に関する各 OS のサポート状況 | Microsoft Office

(注意点)
・ヤフオクでのプロダクトキー購入は自己責任で
・32/64ビットの判断を間違えないように
・オフィスプリインストール機を買う場合は、そのエディションに注意しよう

というわけで、まとめ

1. 選択肢ありすぎ
2. MicrosoftのOffice系のラインナップだけでもエディションありすぎ
3. Access死んでしまうん?
4. こういうエントリーはNaverまとめでやれ

以上でございます。長文失礼いたしました。