タブレットはスマホやノートPCの代わりではない。テレビの代わりなんだと主張したい!

やわなべです。

いやー、よいです。なにがってdマガジン。ドコモがやってる月400円の雑誌読み放題サービスです。

雑誌読み放題のdマガジンを試したが最高だ。終了しないでくれ!

毎朝、新着の雑誌を眺めるのが習慣になりました。最近じゃもう、「NewsWeekは毎週金曜配信、週刊ベースボールは木曜配信」と、ゴミの収集日のごとく暗記しましたよ。

ただ、雑誌にもよるんでしょうが、dマガジンへの配信日を紙の雑誌の配信日と少しずらしているものが多いようです。

例えばNewsweekだと、通常の紙版が店頭に並ぶのはたしか水曜日だったと思いますが、dマガジンへは2日遅れの金曜日

たとえば、小学生の「少年ジャンプ」なんかだとこの遅れは致命的なのかもしれませんが、個人的には全く不自由ありません。てか、週刊ベースボールなんて、毎年、選手名鑑が載る号しか読んでなかったしな。

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dマガジンを機にタブレットの使い道を考える

さて、先日のdマガジン紹介のところでも書いたように、スマホ界最大級を自負する我が愛機、Xperia Z Ultra(ズルトラ)を持ってしても、雑誌の電子版は読みづらいので、もっぱらそれまで遊んでたiPadMiniを雑誌リーダーとして使ってるんですがこれがちょうどいい。

ちょうどいい、ってのは、大きさのこともあるんですが、リビングに置いといて家族で共有して使える、というところが、とりわけいいんです。

スマホって、完全にパーソナライズされてるんで、たとえばSNSで流れてきた記事とか自分でとった写真だとかを、そばにいる誰かに見せてあげようと思っても「ほら、これ見て!」と、水戸黄門の印籠のごとく見せつけることはできても、相手にそれを手渡すのは躊躇しますよね。写真を左右にスワイプされるだけでもヒヤヒヤものです。

つまり、画面の大きさにかかわらず、スマホで見る情報ってのは、手のひらでクローズしてしまうもの、なわけです。その代わりに、「シェア」という手段で他人の手のひらに(よくも悪くも)転送ができるわけですけれどもね。

で、タブレット端末を「画面サイズの大きいスマホ」または「携帯性を向上させたノートPC」と考えると、結局どっちつかずで居場所がなくなってしまいます

かつて自分もそうでしたし、まわりのスマホとタブレットを2台持ちしてる人を見ても多くが、たいていタブレットの方を持て余してます。

タブレットは個人用ではなく、共有端末として使うべき

はい、これが結論です。前述の私のiPadMiniのホーム画面はこうなってます。

dマガジン以外に入ってるのは、同じく定額制の動画配信サービスのhulu。その他は、地図とか辞書といったリファレンス系のアプリのみ。

twitterやfacebook、LINEといったSNS系アプリはすべて削除しましたし、メールアドレスや連絡先の登録も全削除。iCloudの連携も削除済みで、写真の連携のネットワークにすら加わっていません。

かろうじてAppStoreは私のiTunesアカウントでアプリのダウンロードができますが、パスワードがかかってるのはここだけですね。当然、起動時のパスワードロックもかけてません。

こうしてパーソナル性を排除したこいつをリビングに置いとくと、雑誌や動画を見たい人がいつでも見れるわけですよ。これはどちらかというと、テレビに近いですね。まとめると、

・PC/スマホ… 自分だけが見る
・テレビ/タブレット…家族(グループメンバー)で共有

こんな感じ。タブレットはテレビのように複数の人間が同時に鑑賞することはできませんが、用途としては共有の機器というスタンスで考えるものなんじゃないかと思います。こうすることで、すでに「ひとり1台」になってるスマホとの差別化ができる。

スマホの出荷数と比べるとタブレットのそれは鈍化してるかもしれませんが、それって歯ブラシと歯磨き粉の出荷数を比べてる、ようなことになってたりしないでしょうかね。むしろ、テレビのように「1世帯でひとつ」と考えると、まだ伸びしろはあるんじゃないかと思います。

なんかそういうのを裏付けるようなデータ、どっかにないかしらと探してみましたが。ノートPCに対する出荷台数が上回ったという去年のニュースがあったくらいでした。

ASCII.jp:2015年度にタブレットがノートPCを逆転、国内出荷動向

ノートPCもその「P」の字が示すようにパーソナルなものですから、比較対象にするなら、テレビのほうがいいと思います。

てか、パソコンはログオフすることで複数アカウントを切り替えて使えるという利点があるはずなんですが、ノートPCはおろか、デスクトップPCですら、そういう使い方を日常的にしてるご家庭(あるいは会社)を見たことがありません。

「アカウントを切りかえて複数人数で使うデバイス」というものが、実はあんまり需要が低いのかもしれません。

新聞も早くこっちの世界に来い

さらに予想するならば、新聞も同様な定額制の読み放題サービスに移行せざるをえなくなるんじゃないかと思います。

現在、ネット配信のサービスを展開している日本の新聞社もあるんですが、そのレイアウトは紙の大判ありきのものばかりで、価格も紙の新聞の月額購読料を下回らないような設定になっています。

これが、最終的に月額1000-2000円くらいのレンジで、タブレットで読めるサイズ(現在の雑誌の電子版くらいのサイズ)のレイアウトでネットサービスを展開するようになってくるんじゃないかなぁと思います。今だとWSJ,ウォール・ストリート・ジャーナルがやってるような感じで。


(参考)The Wall Street Journal – Wsj.com

画面はこんな感じ。iOSだとNewsstand経由で配信されます。

WSJ(日本版)の月間購読料は2500円。ここらあたりが落としどころなんじゃないでしょうかね。

繰り返しますけど、現行の「A2サイズ」の、「モノクロ」の、「記事の重要性によって見出し文字を大きくするレイアウト」にこだわっている限り、ネットへの移行なんて永遠にムリだと思います。どんだけでかいタブレットが必要なのよ。