楽天銀行が年利1%の定期預金キャンペーン中と聞いて

やわなべです。

週末、こんなメールが楽天銀行から届いてました。

なんか知らないですが、キャンペーン条件を達成したとのことで、ご褒美に定期預金の優遇金利を適用してくれるんだとか。そりゃどうも、ありがたいお申し出でございます。

とはいえ、楽天銀行にかぎらず、現在の定期預金なんて、利息計算するのもアホらしくなるくらいの低利率なんで、仮に優遇で2倍になったところで、たいしたことない、とスルーしようとしたんですが…

年1%!? これは結構高くないですか?

年利1%で驚かないといけない低利率時代

その前に、現在の低利率がどのくらいか整理しておくと、本日現在の東京三菱UFJの定期預金の金利がこの水準です。

預金額300万円の条件つきですが、1年預けてたった0.025%100万円を1年預けたとして、1年間でつく利息がわずか250円です。ATMを時間外に使ったらそれだけで吹っ飛んでしまいます。誰が使ってるんでしょうか。

それが、条件付きながらも年利1%となると、金利差は実に40倍。100万円を1年あずけて、リスク無しで1万円利息がつくなら、まんざらでもない、って人は多いでしょう。

というわけで、楽天銀行にキャンペーンのページを見てみました。

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楽天銀行のキャンペーン金利はどれほどお得なのか?

楽天銀行のネットバンキングのサイトにログインして定期預金のページを見ると、金利表がありました。

ふむふむ、たしかにキャンペーンで優遇金利1%の文字がありますね。ただし預け入れ期間は1ヶ月に限定されるようです。

利率の数字は年利(1年間預けてつく金利)ですから、1ヶ月預けてつく金利はその12分の1ということになります。年利1%、あ、利息には20%の税金(復興税が加わってさらに高くなってます)がかかりますんで実質金利は0.79% ですが、その12分の1ということは….0.065%。だいぶしょぼくなってきましたがこれでもまだメガバンクの1年定期の3倍が1ヶ月でつく計算です。

100万円を1ヶ月預けてつく利息を計算してみると….

100万円 x 0.79% ÷ 12 = 658円

。。。。

。。。ごめんなさい、パスです。100万円を1ヶ月寝かしておける人が、リスク無しとはいえ、658円の利息取るために定期申し込むでしょうか。しかも上限は300万までだし。さらに、この金利が適用されるのは1ヶ月間だけなんで、翌月以降はメガバンクとほぼ変わらない(それでも倍ですが) 0.05%の金利しかつきません。メガバンクの40倍の金利を出してきてもこれ。定期預金、オワコンすぎる

なんか、ヘンじゃない?

てかちょっと待ってよ、楽天銀行さん、なんかこの金利表、おかしくないですか?

普通、預入期間がながければ長いほど、銀行にとってはありがたいわけで、金利は預入期間が長くなるにつれ高くなります。ところが楽天銀行の定期預金は、期間1ヶ月の金利が0.05%なのに、それより短い14日の預入にその4倍 0.2% の金利がつくようです

同じように1年定期よりも6ヶ月定期の方が、3年定期よりも2年定期のほうが金利が高い、というよくわからない数列となってます。なんで3年間預けるよりも14日預けるほうが利息高いんでしょうか? これだったら、誰もが普通預金感覚で、14日定期を延々更新し続けると思うんですけど。定期預金の契約件数の数字を上げるためのトリックなんでしょうか。

あとですね、今さらいうのも非常に心苦しいんですけど、、、

私、口座作って以来、取引履歴ゼロ、1円の入金すらしたことないんですよ。

冒頭メールに書いてあった私が達成したとかいう「キャンペーン条件」ってなんなんでしょうか? ファミコン時代の伝説のクソゲー「たけしの挑戦状」にあった「1時間なにもしなければイベントクリア」みたいなものなんでしょうか。

1%というキャンペーン金利は、定期預金サービス自体がオワコン状態ななか、比較的頑張った数字を出しておられると思いますけど、対象となる預入期間が「2015年03月22日から2015年03月31日まで」の短期間であることに加えて、このよくわからない付与条件だと、正直「おめでとうございます。100万円当選しました!!」的なスパムメールとさして変わらない気がするんですけどねぇ。

いや、でも、年度末決算に向けて定期預金の実績数字を上げたいという意欲だけは伝わってきましたよ。先生は意欲のある子は大好きです。いい決算になるといいですね!

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楽天流

  • 作者: 三木谷浩史
  • 出版社: 講談社