ほったらかしインデックス投資7ヶ月目。債券とREITをはずそうかと考えた

やわなべです。

昨年9月からはじめてみた「ほったらかし投資」。毎月数千円といった少額から定額で買える自動積立型のインデックス投資信託商品で、投資資産を形成しようというものです。

インデックス投資の銘柄選び〜積立インデックス投資の道 #3

当初予定の資産配分はこちら

・国内・海外の資産配分を半分ずつ
・株式・不動産(REIT)・債権の比率を5:3:2に

で、7ヶ月目の今日現在でチェックしたところ、こうなってました。

日経平均が再度2万円を超えたことに象徴されるように株式が好調だったため、こんなに短期間でも株式の資産配分が2%弱増えています

ほったらかしのインデックス投資、4ヶ月後の運用成績を公開します

1月にチェックした時に、この配分を元の計画に戻すようにするリバランスの方針を考えましたが、その時は、構成比が当初計画から数%乖離したらリバランスを考える、と書きました。

とはいえ、この間、株式は結構上がってるはずなんで、それで乖離率が2%ってことは、この構成比が数%ずれるってのはかなりバランスが崩れた状態ではないかと思います。3%ずれたら微調整入れたほうがいいのかもしれませんね。

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債券とREITを組み入れる意味はあるんだろうか?

今回の実験的投資を初めてから色々参照してきた中で、債券、REITの比率はもっと下げる、あるいはアセットに入れないでもいいかな、と思い始めてます。

債券は運用額が巨大なひとのもの?

ブログなどでアセットアロケーションを公開されている方も多く、いろいろ拝見すると、債券を組み入れておられる人は総じて運用額が大きいように感じられました。トータルの運用パフォーマンスが多少落ちることよりも、株式の暴落による大怪我を防ぐリスクヘッジとしての側面を重視して組み入れておられるようにお見受けします。

実際私の7ヶ月間のインデックス投資でも株式が10%前後、REITが4,5%動いている中、債券は1%も動いてません。私のような少額のポートフォリオに債券は「あってもなくても同じじゃないか?」と感じました。

日本債券は年金通じて投資してる、という考え

「30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと」販売ページヘ

30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと

  • 作者: 朝倉智也
  • 出版社: ダイヤモンド社

また、これは上の本からの受け売りなんですが、日本債券には毎月支払ってる年金を通じて実質的に投資してるじゃないか、という意見。支払った年金の運用報告はGPIF(金積立金管理運用独立行政法人)のサイトで確認できますが、


(参考) 最新の運用状況ハイライト | 年金積立金管理運用独立行政法人

このようなポートフォリオとなっていて、半分以上が債券への投資となっています。これでも、上で紹介した本が出た時より日本債券の比率は減ってるんですが、年金を一種の積立ファンド投資と考えれば、それにくわえて、わざわざ少額のポートフォリオに債券を組み入れる必要性は低いかな、と思っています。

REITはどうだろう

REITについては、インデックス投資派の方の中でも、あまり積極的に組み入れている人は少ないように思えました。

REITは、不動産投資法人がファンド的に投資家から集めた資金で不動産物件を買い、賃料収入の利回りを配分するものですね。で、この構造について、こんな指摘があります。

「J-REITはゴミ箱」説 検証論文から見えてきたコト – Not-So-News

孫引きになりますが、ここで紹介されている論文の中でこのような仕組みの問題性が指摘されています。

J-REITにおいてしばしば指摘されるのは、運用会社の親会社(スポンサー)が不動産関連の業務を行っており、スポンサー企業とJ-REITの間に利益相反が見られるのではないかという疑問である。具体的には、スポンサー企業やスポンサー企業が運営する私募ファンドにとってJ-REITは都合の良い物件処分先であるとの指摘があり、この現象が「ゴミ箱」と揶揄されることすらある。

要は不動産投資法人の出資者である不動産会社や信託銀行が、自社保有の不動産物件のうち収益率の良くないものをREITに回す形で自社の運用成績を上げることができるのではないかとの意見です。実際のところはわかりませんが、確かに自社保有物件で収益性が高いものをわざわざREITに回すことはないですよねぇ。

また、上のエントリーでは、それ以外にも物件保有企業とREITの決算期のズレを用いた会計操作が可能な余地があるのでは、との指摘もあります。

このエントリーの情報だけを鵜呑みにするものではありませんが、債券同様に、少額投資のリスクヘッジとして分散先に組み入れるほどの意味は薄いかなと感じました。少なくともポートフォリオの半分をこれらにあてることはないなぁ、と。

というわけで組み替え&積立金額変更

というわけでREITと債券のファンドは売却して、今月末以降の自動買い付けも止めました。

債券・REITの積立資金を残った2つの株式ファンドにスライドしてもいいんですけど、上がってるところで買付額をアップするのはなんだか気持ち悪いので、しばらく様子見です。