エイベックス&サイバーエージェントの音楽聴き放題サービスAWAを試してみた感想

やわなべです。

音楽聴き放題サービス、大好きです。大好きすぎてこんな哀しい展開を見るハメになりましたが。

案の定、Music Unlimited(以降、アンリミ)終了後の Spotify上陸のニュースはいっこうにないわけですが、このたび、エイベックスサイバーエージェントが新しい聴き放題サービスを開始した、ということで試してみることにしました。

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サービス名はAWA、3ヶ月間は無料

サービス名は「AWA」とのこと。なんでも「Atama Wareru Atama」の頭文字をとったとのことですよ。嘘ですけど。

サイバーとエイベックスという名前からは一抹の不安を感じるのですが(すみませんすみません)、ファーストインプレッションとしては、サービスもアプリも結構まともだなという印象です。

アプリはiOS / Android版が用意されていてパソコンではまだ利用できません。最終的には有料サービスになる予定ですが、お試しの無料期間中は特にユーザー登録もする必要がなく、アプリをダウンロードすればすぐに利用できました。

以下、いくつかポイントに分けてレビューをば。

UIは使いやすい

まずはUI。最後までなじめなかったアンリミに比べ、AWAのアプリのUIはわかりやすく、使いやすいです。

ホーム画面では運営側が用意したプレイリストが並んで、ラジオ的に再生できる形ですが、左上のメニューからアーティストや楽曲の検索、お気に入りへのアクセスができます。

たとえば「Search」から「Sam Smith」で検索すると、こんな感じ。

上に検索ワードに近いアーティスト一覧、下に検索ワードに近い楽曲一覧が並びます。アーティスト「Sam Smith」を選択すると、

今度は、上にアーティスト「Sam Smith」の人気の楽曲の一覧、下にアルバムの一覧が並びます。この表示はアンリミっぽいんで同サービスを使ってた人にはなじみやすいかと。

そしてこの、「アーティスト」「アルバム」「楽曲」、あるいは「プレイリスト」どれを選択しても画面の真ん中にある「favorite」を押すことで、どの単位でも「お気に入り」に入れることができます

メニューから「My Favorites」を選ぶと、「プレイリスト」「楽曲」「アルバム」「アーティスト」と、タブ表示され、それぞれの単位で、登録したお気に入りにアクセスできます。このあたりは、ごちゃごちゃしていたアンリミよりも相当使いやすいですね。

特にクラシックだと「アーティストって何だ問題(作曲者なのか指揮者なのか楽団なのかソリストなのか)」があるので、いろんな切り口でお気に入り管理がしやすい仕組みはありがたいです。

音質はイマイチ、音飛びも多い

アンリミ同様、スマホからBluetoothのスピーカーに飛ばして聞いていたのですが、音質はアンリミよりも悪いですね

Youtubeだったら我慢できるけど有償サービスとしてはどうですかねぇ。正直、あまり長時間は聞いていられないかな、というレベル。有料登録したらちょっとは音質がマシになったりするのかしら。

あと、現在サービスオープン直後で、かつ無料お試しキャンペーン中、ということもあるんでしょうが、音飛びやストリーミングの停止がかなり頻繁におこります。 BGM的にかけてたら知らないうちに止まってて、10分くらい経っていきなり再生開始するとか。

特に通勤時間帯と思われる平日午前9時前あたりはひどかったですね。これはアンリミでも言えたことですが。

AWAは、お試し期間終了後も無料プランとがあるようなんで、この辺は改善しておいた方がいいんじゃないかと。アプリストアのレビューでdisる人の多くは無料で使おうとする人なんで。

楽曲の品揃えはどうか

結局皆さん気になるのはここですよね。エイベックスがやってるということもあって、邦楽のラインナップが充実してるのかな、と思ってたんですが、アンリミ同様、充実してるのはやっぱり洋楽でした。

邦楽・洋楽ともにアンリミよりも少ないですが、古い名盤どころなんかも割とあって、洋楽好きなオールドファンでもそこそこ楽しめるんじゃないかと思います。実際、毎月お金払って使うのはこの層でしょうからね。一方、最新のヒットチューン系も洋楽に関しては結構カバーしてるかな、という印象。

将来的な価格体系は?

価格体系についてはCnetのニュースリリース記事が詳しいです。

(参考) 定額制音楽配信サービス「AWA」が5月27日から提供開始–月額360円から – CNET Japan

利用プランとして「Lite Plan」と「Premium Plan」が用意。Lite Planはプレイリスト視聴とラジオ視聴が可能。Premium Planはこれらに加えオンデマンド視聴や、プレイリストの作成と公開が可能となっている。

 利用料金はいずれも税込で、Lite Planが月額額360円、Premium Planが月額1080円。サービス利用開始から90日間は、Premium Planを無料で利用できる。また90日間利用後に有料プランに未加入の場合でも、設けられた制限時間内でLite Planの機能を利用できるとしている。

上にあるように、3ヶ月の無料期間の後は、月額360円のLite Planと、1080円のPremium Plan、さらに、Liteの機能をさらに限定した無料プランの3つが用意されるようです。

月360円のプランはサービス側が提供するプレイリストとラジオが聴けるだけなんで、自分の聴きたい曲を検索したりお気に入りから自由に聞く、アンリミ的な使い方はPremiumのみ、ということになりそうです。てか、楽曲の充実度にもよるでしょうが、Liteプラン使う人いるのかしら。

で、アンタはどうなん? お金払って使う気ある?

自分はやっぱりオンデマンド視聴がしたいので、利用するとすれば「Premium Plan」一択なんですが、品揃えはともかく、現状の音質や音飛びの頻度が改善しないのであれば、ちょっと月1000円は払えないかなー、という印象です。

アンリミの場合、サービス利用中は端末に楽曲データをダウンロードできる神機能があって、それによってストリーミングサーバーの混雑を回避することもできたんですが、今のところAWAでそうしたダウンロード機能の提供に関する言及は見当たりません。

直近のニュースではアップルも定額聴き放題サービスに参入か?、なんてのもありますし、(仮に始まったとしても、日本に導入されるかはわかんないですが…)、LINEやドコモも同様のサービスを展開しているんで、本命Spotifyが上陸するまでユーザーの壮絶な奪い合いが始まるのかもしれませんね。

(参考)Apple、音楽ストリーミング・サービスを来週発表へ―聞き放題で月10ドル | TechCrunch Japan