「ぶっちゃけ、月10万PVは行くと思ってた」ブログ開設1周年記念、中の人インタビュー

やわなべです。

2014年8月8日に公開したこの「やわなべ.net」、本日で1周年と相成りました。普段「ブログ論ダサい」と避けてる私ですが、1年で何か変わったことがあったかしら、と振り返って思うところを書いてみます。

といっても普通に書くのはこっ恥ずかしいので、架空のインタビュー形式で。インタビュワーは、たまたま今、目の前にいらっしゃった「下町のナポレオン」こと「いいちこ」さんにお願いします。


(ども、いいちこです。インタビューは初めてですが、がんばります。)

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ぶっちゃけ、月10万PVは行くと思ってた

「ブログ開設1周年おめでとうございます」

「(焼酎に言われてもな~) まぁ、別にめでたくもないけどね。てかさ、ぶっちゃけ、10万は行くと思ってたよねー」

「PVですか? 収入ですか?」

「月間PV。年で300記事くらいのペースなら、好きなこと書いててもクリアできると思ってた。ま、根拠はないんだけど」

「ええと、今だいたい5万PVでしたっけ?」

「そう。月間PVが5万台で、収益は1万円台。しかもここ3ヶ月ほとんど横ばい。でも最近もうPVはいいかな、とか思ってて」

「PVはともかく収益はまんざらでもないのでは?」

「そう思う人もいるかもね。確かに運営コストの実費としては黒字なんだけど、書くのを労働だと考えたらぜんぜんペイしてないし」

PVはもういい?

「PVはもういい、とおっしゃいましたが、何か心境の変化でもあったんでしょうか?」

「アクセスが停滞しだした頃にさ、中身のうっすいゲームの記事書いたのよ。そしたらそれが月間閲覧数のトップ占めちゃって」

「ゲームの記事ってあまり書かれないですよね」

「やってないもん。全体でも3つか4つしかないと思うよ」

「それがトップなのが不本意だったんでしょうか?」

「いや、どんな記事でも読まれるのはうれしいよ。うれしいんだけど、『たぶんここでゲームの記事の頻度あげたらPVもっと上がるだろうなー』、ってわかるじゃない。そしたらなんか冷めちゃって。」

「あー、安直なPV至上主義に与しない自分、かっこいい、みたいな」

「(そこまで言ってねぇよ)…いや、まあ、ゲームじゃなくても新発売のスマホの話とかさ、たぶん今この切り口で書いたらアクセスあるだろうなってのが、おぼろげながらわかってきた、というか」

「でも、実際やってアクセス稼いで言ってるわけじゃないですよね。ゲスいとはいえ、実際やってみようってほどの勇気はなかったんでしょうか?」

「せめて良心と言ってよ。てか、なんでいちいち煽り口調なのかわかんないんだけどw。 いや、でもそうかもしれないね。ゲームとか最新スマホとかの記事頻度を上げてPVを上げる方向に舵を切るという決断はしなかったわけだし」

「まあファンやリピータを獲得することを重視するなら妥当な判断ではありますね。さぞやリピーター増えたんじゃないですか?」

「いや、ぜんぜん。Twitterのフォロワーは30人だし、feedlyの購読も40人くらい」

「それは…….ご愁傷さまです」

「(いや、そこはむしろ煽れよ…)購読者もそうだけど、シェアとか言及されるといった反応もほとんどないしね。よく続いてるなあと自分でも思うよ」

リピータが増えないのは閉じてるから?

「アクセスは検索エンジンからが多いんですよね」

「9割がそう。最新エントリー公開して、その日のPVがひと桁、なんてこともザラだよ。もう慣れたけど」

「そのうち検索エンジンが拾って人を運んでくれる、みたいな感じでしょうか」

「そう。フィールド・オブ・ドリームスだよ。if you build it, he will come.」

「(例えが古いのでスルー)…なんでリピータが増えないんでしょうね?」

「まあ、いろいろ思い当たるところはあるけど、なんていうか、こう、閉じてるからかな

「閉じてる?」

「ほら、いみじくもこのエントリーがその典型だけど、自己言及して自己ツッコミして、全てが自分だけで完結してしまいがちなんだよ」

「ああ、はなから読者の存在無視してる、みたいな」

「決して無視はしてないし、むしろすごく意識してるけど、それを表に出して『ほら、こうでしょ?わかります?』とかいう感じで寄っていけない」

「なるほど。たしかにそれだと共感は起こりにくいかもですね」

「共感もされないし反感もかわない。閉じてるから。漫談やってるようなもんだから。間違ったこと書いてるのあとから気づいて、修正すること結構あるんだけど、そもそも指摘もされないんだよ」

「指摘するだけの価値もない、って感じでしょうか」

「できたらもう少し婉曲的に言って欲しいけど、まあ、そんなとこだろうね」

アウトプットで文章力は向上するのか?

「それでも1年で300記事ってなかなか書けないと思いますよ。文章力が上がったとか実感ないですか?」

「毎日アウトプットしてたら文章力アップとか? ないと思うなー。貧相な語彙は貧相なまま。陳腐な言い回しは陳腐なまま。ぎこちない段落展開はぎこちないまま。ぜんぶがそのままだけど、書き上げるまでの時間だけは早くなる、ってな感じじゃないかな」

「ブログは文章力の鍛錬にはならない、と」

「文章力のアップだったら、ブログみたいな一方的なアウトプットじゃなくて、メールとかちゃんと相手の見えるコミュニケーションの数をこなした方が効果あると思う。あと、どのみち検索エンジンは文章の巧拙なんて見てくれないから、がんばっても報いがないよね」

「そもそもブログに文章技術なんていらないんじゃないかと」

「だって相手は検索して、ピンポイントなソリューションとかレビューとか求めてくるんだよ。そんな人に『あ、この人文章うまい』とか思われたとしても、それでリピーターにはならないよね。…あ、でも文章技術はいらないけど、ユーモアの技術はあったほうがいいかな。身を守るために」

「ユーモアが身を守るんですか?」

「ほら、礼賛系のエントリーって気軽に書けるのよ。違いが出るのは批判系のエントリー。批判する時にユーモアをうまく盛り込めなかったり、微妙な言い回しのボキャブラリーが足りなかったら意図せず攻撃的な文章になってしまうでしょ」

「あー、炎上してるブログの文章とか見るとそんな感じですよね」

「それはそれでPV稼げるから、わざとやってる人もいるんだろうけどね。ただユーモアって文章以上に難しいのよ。単に面白くないだけならまだいいけど、ヘタすると皮肉とか嘲笑にとられて逆効果になる」

「その点、やわなべさんは、ユーモアに関しては自信がおありになる、と」

「自信はないけど配慮はしてるつもり。あと、ネット向けの文章のユーモアに限れば、twitterや2chとかでパターン学習することである程度補えるしね」

1年前の自分にいいたいこと

えー、では最後に1年前のブログ開設時のやわなべさんご自身に、何かアドバイスできるとしたら、何か言いたいことありますか?」

「うーん、いろいろ思惑あるだろうけど、あまり期待しすぎないように、ってことかな。それより、逆にこっちが訊きたいことがある」

「1年前のご自分に、ですか? なんでしょう?」

アンタ、何を思ってこんなクソ暑い時期にブログなんて開設したんだよ? 、ってこと。海とか旅行とかなかったのかよ」

「1年後の夏に、焼酎相手に対談記事書いてるのもたいがいだと思いますが…」

「いいんだよ。どうせこの手の実用性のない記事、誰も読まないから」

「あーあ、また閉じちゃった…」