iPad mini 4用に格安SIMの契約パターンを考えた

やわなべです。

先月書いた、iPad mini4のレビュー記事、アップ当初こそ、アクセスがあったものの(それでもiPhone6sと比べたら微々たるものでしょう)、10月に入ってすっかり収まり、あらためて、iPad mini4 注目度の低い製品なんだなぁ、と実感しています。

そんなiPad、主な用途が、自宅での電子書籍、dマガジン、音楽再生なこともあって、ケースもなし、保護フィルムもなしの裸状態でずっと使ってたんですが、先週とうとう安いケースを買いました。

これの「薄型スタンドケース」のインディゴ。ガシっと樹脂の枠に本体をはめ込むタイプではなく、定期入れみたいにポケットにスライドして入れて使うイメージ。

ちょっとしたDIY沙汰が生じたズルトラの時と違って、すんなり使えてます。ただ、mini4は、やっぱりケースの選択肢が少ないですね。アップルさんには、「力入れて売る気がない製品なら、せめて前モデルとサイズや端子の位置変えないでよ」と言いたいです。

ともあれ、ケースもかぶせたし、そろそろウチのiPad mini4たんも、いよいよお外デビューの時期でしょうか。そうなんです、私のiPad、セルラー版なんですよ。

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手持ちのSIMは使えない

SIMロックフリーのiPhoneの入手は何かとハードルが高いんですが、AppleStoreで買えるiPadのセルラー版は普通にSIMロックフリー版です。(電話はできません)

現状、SIMロックフリーのグローバルモデルのズルトラ(Xperia Z Ultra)OCNモバイルONEのSIMを挿して使っているので、このSIMを使い回せばいいやと思ってたんですが、SIMのサイズが違ってて使えませんでした。(ズルトラは microSIM、iPad mini4はnanoSIM)。

もし手持ちのSIMが、サイズの小さいnanoSIMであれば、

この辺のアダプターにはめれば、MicroSIMスロットの端末でも使えます。逆にMicroSIMを持ってる人が、nanoSIMスロットの端末で使おうとすると、

このようなホッチキスみたいなものでnanoサイズにカットするという荒業が必要になります。カットに失敗するとSIMが使えなくなってしまうリスクがあるんで、あまりやりたくないですよね。SIMカードに関しては「大は小を兼ねる」ではなく「小は大を兼ねる」ということのようです。

別のSIMを買うべきか

今、ズルトラに挿してるOCNモバイルONEは月額900円の「110MB/1日プラン」です。

あまり外でスマホ使わない自分はこれでも十分なので、2台分のSIMの予算を考えると、データ量があわせて3GB/月くらいで、月額料金がMAX1500円くらい、かなぁと。

ズルトラとiPad mini4を2代同時に持って外出することはまずないと仮定すれば、SIMの契約パターンはいろいろ考えられます。費用が安そうな順に並べると、こう。

1. OCNのSIMをnanoSIMに変えて、1枚のSIMを端末2台で使い回す

2. OCNを解約して、別ブランドのnanoSIMを契約して端末2台で使い回す

3. OCNモバイルONEで、iPad用にあらたにnanoSIMを1枚追加する

4. OCNを解約して、複数SIMで容量シェアできるSIMサービスに乗り換える

5. OCNはそのままで、iPad用に別ブランドのSIMを追加契約する

他社プランの検討においては、今の110MB/日がだいたい月3GB相当なんで、そのあたりのプランを物色してます。音声通話とSMSはガラケーでやるんで、データ通信プランのみで。低速だけど使い放題なプランもニーズにあわないので候補からはずしてます。

では、以下、ひとつずつ検討してみます。

1. OCNのSIMをnanoSIMに変えて、1枚のSIMを端末2台で使い回す

OCNモバイルONEのページを見ると、SIMのサイズ変更の手続きは、「nano型のSIMカードを一旦追加申し込み」 → 「動作確認後にMicro型のSIMを解約」、という流れになるようです。


(参考)各種変更のお手続き| OCN モバイル ONE

追加申し込みと同じ月の間に解約手続きをすれば、月額料金は1枚分のまま使えるとのこと。解約を先にすると新しいSIMが届くまでの間、ネットが使えなくなりますからね。

というわけで、追加手数料の1,800円のみで実現できそうです。

一時費用: データ通信用SIMカード追加手数料 1800円
月額費用: 900円(110MB/日プラン)

※ 以下、金額はすべて税別
※ 厳密にはズルトラ用に指すための変換アダプタが必要ですが、数百円程度なので無視

2. OCNを解約して、別ブランドのnanoSIMを契約して端末2台で使い回す

今のOCNモバイルONEは、料金とオプションサービスには満足してるのですが、契約した時よりも速度がだいぶ落ちてる気がするんですよねぇ。先日、京セラドームで野球観戦時に全くつながらず、プロ野球速報アプリで他球場の経過すら見れなかったときは かなり苛立ちました。

OCNを検討してた去年より、格安SIM界もいろいろ変わってるようなので、「仮に乗り換えるとすればどこかなー」と各社スペックや評価を見て気になったのがこれら。

Wonderlink LTE 「I-3Gシングル」プラン 月額700円

パナソニックによるMVNOサービスWonderlinkです。かつてパナソニックがやってた「hi-ho」ブランドは今はIIJ傘下なんですね。2015年10月末までのキャンペーン限定価格なんですが、それまでに契約すれば、3GB/月のプランが通常890円のところが700円でずっと利用できます。

ただ、気をつけたいのはデータ通信SIMには少ない、11ヶ月の最低利用期間、いわゆる縛りがあるところ。あと、まだユーザーが少ないのか、速度や安定性情報があまりないのも気がかりですね。

一時費用: 新規契約手数料 3000円
月額費用: 700円/月
備考: 10月末までの契約が条件。11ヶ月の縛りあり

U−mobile ダブルフィクス 月額680円〜

MAX 3GB/月で900円ってのは今のOCNの水準と変わらないんですが、U-mobileのダブルフィクスプランは段階制の料金体系になっていて1ヶ月の使用データ量が1GB以内におさまれば680円になるとのこと。でも、さすがに1GBは超えるかなぁ。

一時費用: 新規契約手数料 3000円
月額費用: 680〜900円/月
備考: 月間利用量が1GBを超えると900円となる

3. OCNモバイルONEで、iPad用にあらたにnanoSIMを1枚追加する

いちいちSIMの差し替えとか面倒なんで、OCNでnano型カードを1枚追加しちゃえ、というパターンです。

手続きは1と同じで、今のMicroSIMを解約しなければいいだけ。OCNモバイルONEの各プランは、1契約につき最大5枚までのSIMカードで利用できるんですが、2枚目以降のSIM1枚につき月額料金が450円かかります。

一時費用: データ通信用SIMカード追加手数料 1800円
月額費用: 1,350円/月 (110MB/日プラン)

4. OCNを解約して、複数SIMで容量シェアできるSIMサービスに乗り換える

1契約で、複数枚のSIMで容量をシェアして使えるプランを展開するMVNOサービスがいくつかあります。ただ、基本的に「家族で契約をひとつにまとめる」といった用途を想定してか、容量が大きいものが多いんですよねぇ。IIJmioが10GBDMMモバイルが8GBのプランで展開してますが自分にはオーバースペック気味。そんな中気になったのがこれ。

hi-ho アソートプラン

MAX 3GB/月の容量を3枚までのSIMでシェアできてやすそうだったのが hi-hoのアソートプラン。月額1,409円。シェアプランだとこれでも十分安いんですが、Wonderlinkの3GBのSIM1枚を使いまわしたら半額だしなぁ。

あと公式サイトを読む限り、SIMカードの追加には新規契約と同額の変更手数料3,000円がかかりそうなんですよねぇ。ちょっと高いかなぁ。

一時費用: 6,000円(新規契約手数料 3000円 + 変更手数料:3000円)
月額費用: 1,409円/月
備考: 3枚までのSIMで3GBの容量をシェア可

そう考えると、6GBは使わないと思いますがこれも安い。

BIGLOBE ライトSプラン

老舗のBIGLOBEにもシェアプランがあります。ライトSプランはMAX 6GBで、SIM3枚まででシェア可。これで、OCNの110MB/日プランをSIM2枚で使う時とさほど変わらない月額1450円

ただ、ここもSIMの追加には「お申し込みごとにシェアオプション申込手数料 3,000円(税別)がかかります」とあるんで、イニシャルで合計6000円かかるってことでいいんでしょうか。うーむ。

一時費用: 6,000円 (新規契約手数料 3000円 + シェアオプション申込手数料3,000円)
月額費用: 1,450円/月
備考: 3枚までのSIMで6GBの容量をシェア可

5. OCNはそのままで、iPad用に別ブランドのSIMを追加契約する

シェアプランの選択肢が乏しいので、別契約で1枚追加しちゃえ、という富豪パターンです。月額料金は一番かかりますが、場合によってブランドを使い分けできるメリットはありますね。

ホントは今のdocomo系のOCNと、au系のSIMがあれば組み合わせ的に最強なんですが、追加するのがiPad用なんでau系はNG。(追記:mineoのauのSIMは、データ通信のみだとiPad mini4でも使えるとことです)

とにかく費用を抑えたいこのパターン、DMMモバイルの月額590円の1GBプランなんかが候補ですが、気になったのはこちら。

FREETEL SIM 使っただけ安心プラン

ユニークな端末などで最近勢いのあるFREETEL。SIMサービスとしては6段階の料金体系のプランひとつだけを提供してるんですが、100MB未満だと月額たったの299円です。(最高はMAXは8GB以上10GB未満の2,470円)

SIM追加したはいいけど、結局iPadを外で使うケースほとんど無かったわー、みたいなときに一番ダメージ低いのがこれですね。

さらに、「10/9から販売開始予定」としてこんな新商品も。


(参考)FREETEL SIM for iPhone/ipad | FREETEL

iPhone専用SIM」というから何かと見に行ったら、料金体系は「使っただけ安心プラン」と同じなんですが、「AppStoreでの検索やダウンロードに使った通信量を、使用量にカウントしない」という差があるだけ、みたいです。

格安SIMで通信中にアプリ落とすケースなんてあまりないと思いますが、たぶん「iPhone+格安SIM」のキーワードでSEO的にひねり出した企画なんじゃないかなー、と。

ともあれ、使わなければ299円ですむというのは、外での使い分けがまだ未定な自分にはありがたいですね。

一時費用: 新規契約手数料 3,000円
月額費用: 1,199〜3,370円/月

まとめ

というわけで並べてみたところ、おトク感が強いのは「BIGLOBE ライトSプラン」への乗り換えです。現状から月500円アップするだけで、2枚のSIMで合計6GBまで使えます。ただ、2枚換えの初期費用に6000円かかるのはちょっとなぁ、という気もするので、一度問い合わせしてみようと思います。

次点は「OCNモバイルONEでnanoSIM追加」なんですが「面白味にかける」というブロガーとして致命的なデメリットがあって悩ましいところです。