粗大ゴミを普通ゴミにだって変えられるんだ。そう、ノコギリならね

やわなべです。

先日、大阪市の粗大ごみを処分する手順という、ローカルすぎるエントリーを書きました。

で、今回また処分したい家具が出てきたんですが、そのうちひとつが少し問題になりました。帽子とかかける木のハンガーポールです。

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カテゴリー分けによる無慈悲な引き取り料金

処分したかった木製のハンガーポールは、高さ170cmほどの木の軸に枝が何本かついてるようなもの。組み立て式だったので、簡単にバラすことはできたんですが、先のエントリーに書いたチャートに従うと、1辺30cm以上のものは「粗大ごみ」扱いになります。で、バラしたハンガーのうち、軸の部品はこう。

3等分してちょっとしたミニバットみたいになってます。それぞれ長さが50cm以上あって、普通ごみとして出しても回収してくれなさそうです。

とはいえ、枝のパーツと束ねるとゴミ袋に収まるサイズだったんで、ひとくくりにして引き取ってもらえばいいやと窓口に電話したのですが。。。

引取り料金を聞いてあぜん。「700円になります」とのこと。たぶんこれ、買った時も3000円くらいしかしてないんで、ちょっと高いですね。

(参考)大阪市市民の方へ 粗大ごみ処理手数料一覧表

品目別の処分費用は上のページに一覧表でまとめてあって、電話した窓口のオペレータの方も、申告された品が、表のどれに当たるかを照合して値段を決めているようでした。

が、この表の中で処分が700円かかるものって、他には「流し台」「たんす」「食器棚」「(一人がけ)ソファー」あたり。ちょっとウチのハンガー、過大評価されてやしませんかね。

一覧表にある中で一番近いのは「パイプハンガー:400円」かと思いますが、申告時に「高さが170cmある」と告げた点が、どうも過大評価の理由っぽい。1辺が長い(高い)んで、流し台と同じクラスに分類されたようです。

今は解体して、一番大きな部品でもせいぜい50cmくらいなんですが…」と食い下がったんですが、料金はあくまで完成品のサイズで決まるとのこと。

ルールで決まってるのをゴネても仕方ないんで、他の処分品だけ引き取ってもらうことにして、ハンガーは今回の引取り対象から外すことにしました。

で、どうするかって? 普通ごみにします。

要は1辺が30cm超えなきゃいいんでしょ。普通ごみに入らないのは上の50cm超の木材3つ、直径もせいぜい5cmほどですから、ノコギリで切っちゃえ、と考えたんですよ。

アマゾンでのこぎりを購入

とはいえ、DIYとは縁がなく、ノコギリ1本すら持ちあわせがありません。アマゾンで「糸ノコ」で検索して、1000円ほどのこれを買いました。

「700円で処分するよりコストかかってるじゃねえか」という、理にかなった批判は聞かなかったことにします。

のこぎりを買うのになんのスペックを見ればいいのかサッパリでしたが、「廃品を小さくする」というウリ文句で決めました。数日後、届いた品は…

廃品処分に最適なアイテムである点を、全力でアピールしています。これは頼もしい。長さによる粗大ごみか否かの線引きって、他の自治体でも一般的なんでしょうかね。

糸鋸の刃は3本はいってて、「木材用」「プラスチック用」そして、一番大きなものは「金属用」とありました。今回は使ってないですけど、糸のこで金属って切れるんでしょうか。物干し竿のポールくらいならできるのかしら。

裁断は、当初ベランダでやろうと思ったんですが、切ったあとの木くずを掃除するのはどこでやっても同じだし、むしろベランダのほうが掃除が厄介だ、と思って室内でやることに。フローリング床に新聞紙を引いただけです。

部品の両端と真ん中には、ネジを受ける金具が入ってるので、金具のなさそうな真ん中くらいのところから、のこぎりを入れます。

最初は軽快に進んでたんですが、慣れない操作で、並行に引けてなかったんでしょう。真ん中すぎくらいでのこぎりが重くなって、無理にひこうとすると糸鋸が折れそうになりました。DIYスキルの無さが早くも露呈。折れないように、慎重に刃を抜いて逆側から切り進めようとしますが、途中まで行くと、、

アイヤー、5mmもズレテルアルヨ〜

いろんな方向から鋸を入れるなど悪戦苦闘したあと、「えいっ」と折るとパキっと2つに割れてくれました。この1本切るのに、10分くらいかかりましたよ。のこぎりを引く右手の力はそんなにいらないんですが、抑えてる左手の握力の損耗が激しいです。

2本目はさっきの失敗を踏まえ、輪ゴムをまいて、切り口が平行になるように意識しながら切ってみます。

…が、やはりずれるものはずれる。結局同じくらいの時間がかかってようやく2本目を片付けました。

でですね、残り1本というところになって気づいたんですよ。

「てかさ、床に直置きしているからノコギリに角度がつけにくくて切りにくいんじゃね」

って。遅すぎです。

というわけで椅子を2脚並べて、その座面に木材をおきます。背もたれがちょうど木材を支える格好になって一石二鳥。これなら刃を斜めにして力を入れて切り込めます。

…わ、なにこれ、めっちゃ切りやすい。

あっという間に3本目切断完了。ちゃんと環境さえ整ってれば、1本切るのに1分かかりませんでした。なぁんだ。

ほら、奥さん、見てください、この綺麗な切り口。

というわけで、(この写真だと寸法がわかりませんが)170cmのハンガーが1辺30cm以下の木片に変わりました。カメラがとらえた、粗大ごみが普通ごみにその姿を変える、貴重な瞬間です。(「ダーウィンが来た」ナレーション風)

この方法で、ベッドやベビーカーを解体しようとは思いませんが、「もう少しで普通ごみになるのに…」というシーンに備えて、お宅でも一本、のこぎり、この機会にいかがでしょうか。

 

てか、

ブログでのこぎりのレビュー書く日が来るなんて思わなかったわ。