「立ちながら読書」を全力でおすすめする理由

やわなべです。

先週、イス無しで立ちながらデスクワークをする話題をちらほら見るなーと思ってたら、どうもNHKの「クローズアップ現代」で取り上げられてたようですね。

“座りすぎ”が病を生む!? – NHK クローズアップ現代

座り過ぎが健康によくない、って議論自体は、目新しくもないですが、かといって全面的に立ち仕事に切り替えると問題が解決するか、というとそうでもないようで。

スタンディングデスクを捨てて気づいた「座っていても健康でいる方法」 | ライフハッカー[日本版]

去年のライフハッカーの記事ですけど、職業ライターの方が、座りっぱなしの弊害を改善すべく、スタンディングデスクでの立ち仕事に切り替えた結果、かえって能率が下がってしまいました、というお話。

この記事から得られる教訓としては、

・座り過ぎは健康に悪い良くない、けど座ること姿勢そのものが健康に悪いということではない
・立ちっぱなしは、それはそれで弊害が出る。

という2点。冒頭のクロ現では、これに対するアンサーとして、オフィス機器メーカーのオカムラが作った、天板の高さが調整でき、座り作業、立ち作業どちらにも対応できるハイブリッド型のデスクが紹介されてたそうです。

この「Swift」という商品ですね。上のYoutubeの公式動画を見ると、立ち仕事と、座り仕事の折衷案をすすめる背景・効能がよくわかります。

だいたいお値段20万前後から、とのことで、気軽に自宅で使うには手が出にくい商品ですが、プログラマとかトレーダーの方とかって、20万以上の椅子を使ってたりするんで、オプションのひとつとして検討してみてもいいかも。

で、ここから本題ですけど、これらを知ってから、それまで座ってやってた作業を立ちながらやる、ということを意識的にやってみてるんですが、一番効果を実感したのは「読書」でした。

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立ちながら読書の4つの効能

具体的にどこかで検証がされているのかそうでないのか知りませんが、私自身による体感ベースでの「立ちながら読書」の効能をあげてみます。

1. 照明環境を自在に変えられる

座りながら、あるいは寝そべりながら本を読む時って、照明の光の強さや色、角度なんかが、わりと小さなストレスになりがちです。これが、立ちながら読書だと、日中であれば時間帯や天候によって、自然光が自分のちょうどいい具合にあたる入る場所へ随時移動して読めばいいので、照明によるストレスがなく読書に集中することができます。

2. 歩く動作を加えることで脳のリフレッシュができる

本の内容がちょっと難解な内容にさしかかったりした場合、寝そべっての読書だと、そこで投げ出してしまう可能性大ですが、ちょっと先に進むのを止めて、その辺うろうろ歩いてみると、気分転換になって、理解しようとする思考が働き出します。歩くという動作を加えることで、脳のリフレッシュが簡単にできるんですね。

個人差はあるでしょうけど、歩くのと考えるのって、やっぱり相性がいいですよね。

3. 体幹トレーニングになる

書店で長時間立ち読みし続けた経験のある方ならわかるでしょうが、立ち読みのまま20分、30分と経過すると、だんだん足がむくんできて疲れを感じ始めます。

自宅での立ち読みでもそれは同じで、解消するべく自然に片足上げて、一方の足の裏をもう一方のふともも横に付ける姿勢で読んでたりしてたんですが、この姿勢が結構いい。ヨガでいう「木のポーズ」みたいなの。

自然に背筋も伸びて、むしろ両足立ちよりもバランスがいいです。体幹が鍛わってないと安定せずにふらつくでしょうけど、逆に言えば、読書しながら体幹トレーニングも兼ねる形になるわけで、一挙両得ともいえますね。

あ、でもこれ、内ももの血管を圧迫するんで、あまり長時間持続しないようにしましょう。

4. 読書スピードが上がる

実感できた最大のメリットがこれです。よく長編小説を読むに、のめり込んだりすると、「ページをめくるのももどかしい」リーダーズ・ハイ的な状態になることがありますが、立ちながら読書だと、この状態になる頻度が高いようです。

このリーダーズハイ状態では当然、読書スピードも上がっていて、この週末も、ある本を100ページくらい読んで「(読み始めから)1時間くらいたったかな?」と時計を見たら、30分しかたってなかった、なんてこともありました。

そういや、書店で最初の章だけ立ち読みして「おお、これは素晴らしい本だ」と興奮して買った本を帰って読んだらそれほどでもなかった、みたいな経験がわりとよくあるのですが、これも立ち読みによるリーダーズ・ハイ効果なのかもしれません。逆に本屋で買う本を選ぶときには座り読みがいいのかも。

まとめ

というわけで、個人的に感じた「立ちながら読書」の効能をあげましたが、実はこのブログ記事も、1本足で立ちながら書いています。

上のライフハッカー記事のライター氏は「考えながら書く、という作業は立ってる状態だと難しい」といったことを書かれてましたが、必ずしもそんなことはないと思いますよ。体幹鍛えましょう。

もちろん私だって1日じゅうその姿勢でやれ、といわれれば答えは全力でNO、ですけど。