おサイフケータイで使える電子マネーぜんぶ使ってみるテスト

やわなべです。

なんか郵便局が格安スマホを売るようになるらしいんですが、売るのが私が先日買ったARROWS M02の後継機種、ARROWS M03らしいじゃないですか。私のモデル、「らくらくスマホ」みたいな位置づけになるんでしょうか。

そんなM02(楽天モバイルでの型番はRM02)、私にとっての初めてのおサイフケータイなわけですが、しょっぱなからモバイルnanacoが使えないというケチがついたこともあり、ついカッとなって「こうなったら使える電子マネー全部使ってやる」と、謎の意気込みを持つに至りました。

で、実際やってみたんですが。。。

やっぱ、おさいふケータイいらんくね?

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電子マネーぜんぶ使ってみよう

というわけで、ARROWSM02が非対応なモバイルnanaco以外の全電子マネーが使える環境を整えていきます。

QUICPAY

まずはチャージいらずの後払い電子マネーQUICPAY

JCBカードにひもづけできるため(楽天カードは管理が違うんでダメ)、手持ちのJCBカードのMyJCBから申し込みします。申し込みの際、数字5桁の登録パスワードを設定しておきます。

数日かかるとのことでしたが、翌日、「登録用IDが発行できました」という通知がメールで届きました。案内されたMyJCB内のURLにアクセスすると、発行されたIDが表示されているので、それを控えて今度は、『JCB QUICPayモバイルサイト』へアクセス。発行されたIDと、申し込み時に設定した登録用パスワードを入力すれば手続き完了。

ちなみにQUICPAYのスマホアプリは、公式サイトへのリンクだけです。いわゆる「側アプリ」ですらなく、アイコンクリックするとブラウザアプリが起動しますw まあチャージや残高という概念がないんで専用アプリで何かするニーズもないんですけどね。

初期設定完了後のメッセージも実にそっけないもので「ほんとにこれで支払いに使えるの?」と不安になるほど。びっくりしすぎてキャプチャ一切撮ってません。

iD

次、同じく後払いでチャージ不要の電子マネー「iD」。ひも付けできるクレカの種類は以下。

ss33601.png

このうち私はLIFEカードを持ってたんで、その会員サイト「LIFE-Web Desk」から申請します。数日後、郵送で数字14桁の「アクセスコード」というものが送付されてくるので、iDの公式アプリをインストールして、そのアクセスコードを登録すればOK。

Screenmemo_2016-07-10-17-28-27.png

QUICPAYと違って、専用アプリで、ちゃんとiD会員番号も表示されてるんで安心です。

楽天Edy

お次は楽天Edy。このスマホは楽天モバイルで買ったんで、もとからEdyアプリがインストールされてます。すでにEdy付きの楽天カードを持っることもあって、やることはEdyアプリを起動して楽天IDでログインするだけ。すでに楽天カードとひもづいてるんでチャージも即可能です。

この勢いで、残高が一定以下になったら勝手に補充される「オートチャージ」の設定も考えましたが、楽天Edyのオートチャージは、「1時間おきにアプリが勝手に起動して残高をチェック、足りない場合はセンターと通信してチャージする」という、リソース的にあまりうれしい仕様ではないんで、都度チャージで使うことにします。

モバイルWAON

次はモバイルWAON。つい先日、WAON付きのイオンカードを解約したばっかなんで、クレジットひもづけなしの形で利用します。チャージはイオン系のスーパーやミニストップにある端末でできるしね。

クレカがからまないんで手続きも単純。モバイルWAONのアプリをダウンロードして、会員登録するだけ。なんですが、

Screenmemo_2016-07-10-17-32-41.png

…これ、テスト画面?」と思うような、虚飾を排したシンプル極まりない案内に一抹の不安も。

あと、どの電子マネーでも初期登録が終わると「ただいま設定中です」みたいな画面が出てきて、端末のおサイフ機能への内部設定をするステップがあるんですが、

Screenmemo_2016-07-10-17-37-04.png

この、おばあちゃんがお茶を飲むアニメーションのまま、1分ほど待たされました。

その間におばあちゃん、お茶10杯は軽く飲んでます。大丈夫でしょうか。

このステップは他の電子マネーでもあるんですが、WAONが一番長かったです。

モバイルSuica

関西ローカルの交通系ICカードは「おサイフケータイ? なんやそれ、うまいんか」状態なので、モバイルSuicaのアプリを入れて登録します。

Screenmemo_2016-07-09-11-48-52.png

クレジットカードとひもづける場合、年間1000円の利用料が別途かかるんですが、関東だけでなく、どの地方の交通系ICでも使えますし、かつ手元のアプリでいつでもチャージできると楽なんで、手持ちの楽天カードにひもづけることにしました。ちなみにこの年間利用料、VIEWカードだとかかりませんが、まあ、そんなこと関東の人はみんな知ってますよね。

使ってみよう

こうして、モバイルnanacoを除く、5種類の電子マネーの初期設定が完了しました。登録してから端末なくした時の手続きがめちゃくちゃ煩雑になったことに気付きましたが、ここまでやったんで使ってみることにしましょう。

やわなべさん、お支払いはいかがなさいますか?

quikpay.png

「QUICPAYで」

iD.png

「iDで」

edy.png

「Edyで」

waon.png

「WAONで」

suica.png

「Suicaで」

当たり前ですがどれもちゃんと使えます。「だから何だ」と言われたら返す言葉もありません。この動画のように決済時の音が違うだけ。

読取機にもよるのか、Suicaだけ決済音がない(か、聞こえにくい)ケースがあって、いつ端末を離せばいいのかわかんないってこともありましたが、たいした問題じゃないですね。

カードと比べて残高が確認できるってのは確かに便利。各電子マネーの公式アプリでも残高が見れますが、ポータル的アプリである「おさいふケータイアプリ」を開くと最初の画面で、

Screenmemo_2016-07-12-09-53-57.png

このように各電子マネーの残高が表示されます。(iD / QUICPAYは後払い型のため、残高という概念はない)

このアプリすら毎回起動するのが面倒だ、という方は、各電子マネーアプリのウィジェットを、Androidのホーム画面のお好きな場所においとくといいでしょう。

Screenmemo_2016-07-11-20-11-50.png

ためしにウィジェットとアプリを集めたホーム画面をひとつ作ってみました。画面左側に3つの電子マネー(Suica/WAON/Edy)の残高が表示されてるのがわかるでしょうか。

ただ、セキュリティ的な配慮からか、どのウィジェットも残高表示しっぱなし、ってことはなくて、各ウィジェットクリックしたら数秒間だけ残高を表示する、という仕様になっています。上のスクショは3つのウィジェットを連続クリックして全残高が表示された瞬間をとらえた貴重な1枚です。

で、話戻すけど、おサイフケータイ、いる?

とまあ、こんな感じでスマホが一気に5種類の電子マネーの支払いプラットフォームに変身したのはすごいんですけど、「ぶっちゃけこれ、いるか?」という気も。

改めて考えると、カード型と比べたおサイフケータイのメリットはこの2点です。

  • 残高がいつでも確認できる
  • 手元でいつでもチャージができる(クレジットカードとひもづけてる場合)

これに加えて、

  • 1台のスマホで、複数の電子マネーを使いまわせる

という点もメリットのように感じますが、これがメリットとなる人がはたして世にどれだけいるのか、っていう話ですよ。

「複数のカードをまとめたい」というニーズは、クレジットカードやポイントカードにはあっても、電子マネーには少ないんじゃないでしょうか。特に関東圏ならSuicaひとつあれば事足りるでしょうから、わざわざ2つめの電子マネーを持つだけのメリットが乏しい。

あるとすれば系列店舗で使った場合のポイント狙いなんでしょうけど、そんな人は結局、ケータイ以外にポイントカードを何枚も持ち歩くんでしょうし、そもそも「おサイフケータイ」をありがたがる人って、節約志向より「面倒なことは全部スマホですませたい」って人でしょう。そういう人が、コンビニ出費の1%の節約のために、わざわざ電子マネー使い分けたりとかしないですよ。

多くにとって電子マネーが1種類で十分だとすれば、ケータイと一体化するメリットも薄くなります。自動改札やコンビニで、ケータイ出すのもカード出すのも、さして手間は変わんないし、特に今の季節は画面サイズ5インチ以上のスマホをポケットに入れて持ち歩くほうがよほど億劫です。

がんばって通勤・通学用のICカードと電子マネーをケータイに一本化したところで、それとは別にクレジットカードを持つ人も多いわけでしょう。だったらSuicaならSuica機能のついたクレカを1枚作って、パスケースに入れて持ち歩けば、それで一件落着じゃないですか。オートチャージ設定しておけば残高気にする必要もないですし。

おサイフケータイの達人はこう使う

…てな話をしていたら、「なんで? おサイフで複数の電子マネーまとめたらめっちゃ便利だよ」という人が。

その方、既婚者で個人用の銀行口座と家計用の銀行口座とをわけて管理してるんだそうですが、それぞれ口座にひもづけたクレジットカードを2枚作り、さらにそれぞれのクレジットカードにひもづけた電子マネーを作って、おサイフケータイに登録してるんだそう。具体的にはiDとQUICPAYなんですが、コンビニやスーパーの会計時に、

「iDで」と言ってケータイかざせば、家計口座からの出費となり、
「QUICPAYで」と言ってケータイかざせば、個人口座からの出費となる

どうだやわなべ、便利だろう、というお話でした。なるほど。

「まぁ、ちょいちょい間違って怒られるんやけどな」

なるほど。